2004年10月に米国形成外科学会に出席してきました。
INAMEDが年に一度主催するACADEMYでヒアルロン酸とヒューマンコラーゲンを中心としたFILLER(皮膚への注入物)の使用法について講義があったのです。
講師はフロリダ大学皮膚科学のレスリー・バーマンMDで、ヒアルロン酸を使用してあごをつくるとか、鼻筋を通すとか、唇を厚くしてセクシーにする方法などが講習の主な内容でした。
今回私はヒューマンコラーゲンを使用して、目の下のたるみを取る施術を習いました。
今後強力な武器になりそうです。
二人で写真を撮ったのですが、残念ながら僕が目をつぶっていたので掲載は次回にしたいと思います。
日本ではヒアルロン酸というと,スウェーデンのQmedの製品であるレスチレンやパーレインが有名ですが、アメリカではINAMEDのハイラフォームが主流です。
でも、実は近年QmedはINAMEDに買収されてしまったので、今後は日本でもどうなるか分かりません。
INAMEDの展示ブースで
米国形成外科学会の展示場
フィラデルフィアはあのメイフラワー号が辿り着いた土地です。アメリカ建国の地として知られており、ニューヨークから車で2時間ほどいったところにあります。ペンシルバニアという州にあって、全米5位のビジネス街でもあります。
アメリカの中では歴史に深く、落ち着いた街並みと、古い建物が目立ちます。奥の建物は独立記念館。1776年に独立宣言が採択された場所です。フィラデルフィアと言えば、フィラデルフィア管弦楽団を思い出します。オーマンディ指揮のバルトーク作曲管弦楽のための協奏曲や、ムーティ指揮のレスピーギ交響詩「ローマ3部作」なんて名盤でした。
学会の昼休みに地元のバーで 地ビールを片手に
アメリカは意外と地ビールを作っている工場が多いのです。このビールは名前を忘れましたがうまかった。
フィラデルフィア美術館です。
皆さん見覚えはありませんか?
そう、この美術館は映画「ロッキー」の舞台として登場しているのです。
遠くに見える街並がフィラデルフィアです。
ロッキーがジョギングをしながら、階段を上っていき,最後に両手を上げるシーンを思い出しますよね。
そう、あのシーンこそ、フィラデルフィア美術館なのです。
足元にはロッキーの足型がありました。数年前までここにシルベスタ=スタローンの銅像が建っていたそうですが、評判が悪くて撤去されてしまったようです。