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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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表参道ヒルズにて開催「TECHNICOLOR’S」吉野石膏コレクションの展覧会

そうそう、先週の話になりますが、表参道ヒルズにて開催された、「TECHNICOLOR’S」吉野石膏コレクションの展覧会を観に行ってきました。

ワイン友達でもあり、僕が最初に入学した慶応義塾大学の先輩でもある須藤潮副社長にご招待券をいただいたのです。

ピカソ、モネ、セザンヌ、ドガ、ゴーギャン、そして葛飾北斎などの作品とともに、吉野石膏美術振興財団がサポートしてきた若手芸術家の作品をコラボさせて展示するという、とても斬新な展覧会でした。

音楽、絵画とコロナ禍においてダメージ受けた芸術家は多かったとは思いますが、聴覚から得られる時間的、視覚から得られる空間的な刺激は、インスピレーションやセレンディピティを生みます。

脳を活性化させるためにも、芸術に触れてゆきたいですね。

こちらの絵画の写真は、当日いただいたパンフレットから撮りました。


笑顔は筋肉の集合芸術

先日書いたマスク時代における顔下半身の老化問題について。

今朝も偶然つけたテレビでもやっていました。

皆悩んでいるのですね。笑。

口の周りの筋肉については前回の記事に書いた通りですが、

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/lasertreatment/tightning/post_62190/

マスク生活が長引きもうひとつ多いご相談が、「頬が上がりづらい」「頬のあたりが強張る」というものです。

自分では笑っているつもりが、不自然に口角だけ上がり頬は上がらない.だから引き攣っているように見えるというのです。

実際体感、皮膚感覚としても、頬の肉が持ち上がりづらいような、動きづらいような感覚があるようです。

自然な笑顔というのは、当たり前ですが、口だけで作ることはできないんですよね。

頬が上がり、目もリラックスしないとできない。

笑顔というのは細かい筋肉運動の連動による「筋肉の集合芸術」なのです。

マスクがあると、頬に一本横に糸がピンと張っている状態で、強弱はあってもそれに押されテンションがかかります。

これを持ち上げるのは、いわば軽い「ウェイトリフティング」になります。

不自由で不快感もありますから、ともするとやじろべえの手のように鼻を中心に頬が下がるのが常となります。

やじろべえの本体の位置にある鼻も圧迫されますから、意識や神経がここにむかいます。

すると、口がきっと自由を求めて弛むのでしょうね。

なによりマスクして隠れているという安心感により、緊張を欠き、さらに女性の場合はマスクの下で顔を大きく動かす事により、化粧崩れも考えてしまうのでしょうね。

レーザーを使ってできることは当然いくつかありますしご案内もできますが、一方これらの症状では原因が原因ですし、環境も環境ですからそれも限界があります。

そんな患者さんに僕が最近お勧めしているのは、スマホにカラオケアプリでも入れて家や車でマスクを外した状態で歌うことです。

5分でいいので、口を思い切り開け、目を見開き、いわゆる「ヘン顔」で歌ってみるのです。

お風呂に入っているときなど良いかもしれません。

筋トレもそうですが、ストレッチなくトレーニングしても腰や肩を痛めるだけです。

思えば、顔もストレッチとトレーニングが必要な時代になったわけですから、美の概念も少しずつ変わっていきそうですね。

ちなみに顔の表情を意識的に動かすことで脳へ送られる信号も当然増えます。

幼少期の情操教育や、認知機能維持という意味でも、非常に重要だと思いますね。


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