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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ちゃんこ鍋

両国国技館で行われた今年の初場所は大いに盛り上がったようですね。白鵬が朝青龍を破って優勝したのは、見事だったと思います。

僕は研修医を終わった後に、大学の医局人事で両国横網の同愛記念病院というところに勤務していたことがあり、両国は詳しいのです。もう10年以上前になりますが、お相撲さんがたくさん来る、ちょっと変わった外来でしたよ。

昨日久しぶりに両国までドライブ方々ふらっと出かけてみました。先月リニューアルされたという健康ランド「江戸遊」にでも寄って帰るかな、と思って行ったのですが、ちゃんこ鍋が美味しそうで食べてきましたよ。

野菜も魚介類も肉類も豊富。ヘルシーですよね。最後の雑炊やうどんはぐっと我慢して帰ってきました(苦笑)。旨かったです。


患者さんからのメール

先日クリニックFでライムライト+ジェネシスという組み合わせで治療を行った患者さんから、メールが届きました。ちょっと嬉しいメールだったので抜粋して御紹介します。

「・・・火曜日に照射していただきましたが、その日のうちに左側の頬骨の上・目の下あたりに群生していたシミが目に見えて浮いてきました。

そしてその浮いたシミが日々少しずつぽろぽろと取れていきました。

普通のお手入れを続け、顔を洗うたびに鏡を見ていましたが、気が付くと浮いていたシミが落ちていて、痕も残らずどんどん綺麗になっていくのです! 

最後の“浮き”は今朝までうっすらと残っていたので、合計すると一回の照射で浮いたシミが5日間かけて少しずつ落ちていったことになります。

気になったこととしては若干小鼻の角質が一時的に硬くなったようなかんじになったことと、詰まりが目立ったことです。

それ以外はシミが落ちるだけでなく、肌全体に以前よりハリが出ましたし、テクスチャー・・・特に頬から目元にかけて・・・もとても良いです。

ライムライトだけでなくジェネシスとの相乗効果もあるのだと思いますが、この肌の変化には自分でも感動しました。とても嬉しいです! ありがとうございました。」

こうしたメールを頂くと、本当に嬉しくて

「喜んでくれる患者さんがいるのだから、新しい技術を学んで診療をがんばろう!」

と思います。

医者は患者さんによって支えられ、励まされているものだということを再認識します。

メールありがとうございました。


ゴルゴライン

ゴルゴ13。

世界を舞台に活躍する超一流スナイパー。

本名 デューク東郷。

この「ゴルゴ」の名前がついた「ライン」=「ゴルゴライン」って知ってますか?

実は僕も今日初めて知りました。

ゴルゴの両頬に斜めに走るラインがありますよね。

あのように頬に斜めに入る線を「ゴルゴライン」と呼ぶのだそうです。

確かに加齢と共に、ここに入るシワを気にされている患者さんはいるんですよね。

「ゴルゴライン」の治療には、まずたるみを解消するレーザーを照射し、様子を見た後でフラクセルのようなフラクショナルレーザーを照射します。

たいていの場合はこれでだいぶ解消されますが、これでも解消されない場合には、ヒアルロン酸でその部分を膨らませていくことになります。

ゴルゴラインにお悩みの方はクリニックまで御相談ください。


クリニック経営 成功への道

今日は秋葉原に出来た新しい富士ソフト株式会社のビルで「ケースに学ぶ、美容クリニック成功への道」というセミナーの講師に呼んでいただき、講演してきました。

この講演会は日本を代表するレーザー輸入会社でもあるJMECの主催で行われたのですが、クリニックのマネジメントを主体にしたセミナーは美容クリニック部門では初めてのことなのではないでしょうか?

僕は講演の中で、これからのクリニック経営に対する考え方、導入すべき機器の選択方法、銀行に提出する事業計画書の作り方、理念やコンセプト、メニューをどう作っていくか、クリニックに導入すべき新しいWEB戦略・・・などなどについてお話させていただきました。

レーザーを使った美肌治療を主体とするこの業界が、今後より活気付いてくれば良いと思っています。


理系の男

医学部に進学する人間は、僕自身も含め当然化学や物理、数学など理系の科目が得意な人間が多いものです。

その後医者になって大学病院に進むと、そこはもう(今思えば)理系のパラダイスです。

基本的に似たようなベクトルの考え方・思考の形成のされ方をもつ人間が研究職にも臨床にも技術にも大勢いますし、上司も同僚も部下も当然全員理系。自分の考え方を否定されることも特になく、疑問を持つこともなく過ごすことができるのです。

ところが、そのパラダイスから一歩出て

「開業」

という文系の牙城「経営」にも関わるようになると、実は世の中の半数以上は文系的思考の持ち主であり、その中で理系の人間は大変肩身が狭く、生きていく為には文系的な思考との刷りあわせを求められ、それが出来ないと非常に困難な道を歩むことになる

・・・ということを改めて目の当たりにします。

これが実に・・・

苦労するのですよ(苦笑)。

では

文系と理系の違いとは?

たくさんありますが、その中で最も僕自身が苦労し実感しているのは

文系の世界では「歴史」が重要で、その積み重ねによって今日がある、ということが根底にあるということ。

経営論でも

「孫子の教えでは・・・」

とか

「松下幸之助の哲学では・・・」

とか

はてまた

「ローマ帝国が滅亡したのは・・・」

とか

この手の話がよく出てきます。

そして、過去に何があり、それがどういう経過を辿って今日があるのか、そこが結構重要です。

すべての物事に“ストーリー”がある。

一方理系の世界では、「革新」とより合理的な「解」を導き出すことが重要なので、論理の構築や理屈は必要ですが、その「解」を導き出すことに必ずしも「昨日」は必要ではありません。エジソンやアインシュタインの功績は皆もちろん理解していますが、そこに立ち戻るということがあまりない。

むしろ昨日までの歴史が仇となり、それによって革新的な思考が妨げられる可能性もあります。

理系の人間に“ストーリー”は必ずしも必要なものではない。

これは、非常に大きな違いです。

小さなことで言うと、文系の人が医者や科学者、技術者と仕事をしてトラブルになるとき

「あの時こう言ったじゃないですか」

「あの時こういうふうに決めたじゃないですか」

文系の人から理系の人間は言われる、ということが起きるわけです。

このとき理系の人間は

「はて? そうだとして、だから一体どうしたというのだろう??」

自分がなぜ責められているのか 

どのポイントが悪いのか

これがよく理解できない。

あのときはそれがベストだと思った 

でも今はそうではない

あのときよりも合理的な「解」がわかった

なのに

なんで怒るのだろう? 

何が悪いのだろう?

むしろ喜ぶべき話では?

???

・・・ということになってしまうわけです。

しかしこれが大きな事態に発展すると

「あの人は自分が言った事をすぐに忘れる」

「あの人は約束を守れない人だ」

という“烙印”を押されてしまう。

これはツライ

実にツライ

自分は誠実な人間のつもりなのだが・・・

けっこう良いヤツのつもりなのだが・・・

いやいや、こんなことを書くとまるで僕が実際そう言われたことがあると誤解されてしまうじゃないか

こういうことがよく起きるのではないか? というフィクションですので。


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