エジプト最終日はフライトまでの午前中にカイロ博物館に行ってきました。
カイロはいつも交通渋滞で移動がきわめて難しいのですが、この日は安息日。
車もなかったので、ホテルからナイル河のほとりを歩いて博物館まで行きました。
写真はカイロタワーとオペラハウスです。
カイロ博物館は「ツタンカーメンの黄金のマスク」があることで有名です。マスクと対面しましたが、確かにあれは値段が付けられませんね。メッキではなく、ものすごい量の黄金と輝石が使われています。
特別室にはラムセス二世のミイラをはじめとして歴代のファラオのミイラが安置されていました。残念ながら写真を撮ることは許されていなかったので、写真はありませんが…。
実はこのカイロの博物館は、2011年にギザ地区に移転するのだそうですが、その移動費の約700億円のうち、半分が日本のODAで支払われるのだそうです。皆さん、知っていましたか?
世界遺産に対してODAを使用するのは基本的に賛成ですが、300億円という巨額な金額を気前よく支払うのであれば、せめてODAの使い道を国民に知らせてほしいと思いましたよ。
ともあれ、これで僕のアフリカの旅は終わりです。体力を使いましたが、素晴らしい体験ができました。
帰国後は翌日から診療ということになります。