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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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痩身のために開発されたレーザー

この日の午後は、痩身のための新しい波長を使ったレーザー機器「AccuSculpt」の発売記念のシンポジウムが開催されました。

1444nmという新しい波長を使ったのは、面白い考えだと思いました。

この痩身の分野では、米国ボストンのサイノシュア社で販売している「スマートリポ」という機器が最も有名です。

スマートリポで使用される1064と1320nmの二つの波長よりも水分および脂肪の吸収率が高い1444nmという新しい波長を使用しているのがこの機器の特徴です。

広い会場の横には機器の展示ブースがありました。

200人以上の韓国の先生が集まっていたようで、なかなか機械までたどりつけません。

やっとたどり着いて、機器を見せてもらいました。

実際に使用してみると、使いやすさという点では、運動センサーを内蔵したスマートリポにはかないませんが、熱だまりが少なく、表皮でも熱感を感じにくいのです。

火傷のリスクが減るかもしれませんね。

早朝から二つの学会をはしごしたのは体力的にもきつかったのですが、得るものが多い学会で参加して良かったと思いました。


Mark Tagerとの再会

ところで、今回このワークショップでMark Tager(左から二人目)に再会したのです。

これにはびっくりしました。

聞けば彼は昨年末に、イスラエルのシネロン社からルートロニック社に移籍したと言うのです。

前日の夜にヘイリャン社長からその話を聞かされ、思わず

「あんな優秀な男を雇えるなんて、ヘイリャンはすごいラッキーだよ!」

と言ってしまいました。

マークはサンディエゴの郊外に住む、レーザー医療業界を代表するマーケッターです。

彼は米国で医師の資格を持っているのですが、現在は医師としての診療はしていません。

このレーザー業界のマーケティングでオーソリティになる道を選択したのです。

フラクセルを販売しているカルフォルニア・リライアント社のマーケティングを担当し、フラクセルのリリースに尽力しました。フラクセルが短い期間に飛躍的に知名度を伸ばしたのは、彼の功績が多分にあるのです。

彼はその後シネロン社のマーケティングディレクターに就任しました。

僕は2007年6月に、サンフランシスコで彼の開催したシネロン・リーダーシップ・ミーティングで、アジアを代表してオーロラとポラリスの複合機であるギャラクシーの講演させていただく機会があったのです。

その日の夕食をご一緒したときに、僕がレーザー皮膚治療はもちろん、レーザーを購入し続けるためにクリニックマネジメントに興味があって、ついにはMBAまでもこの分野で取得したなどと話をして、非常に盛り上がりました。

彼は昔から日本贔屓で、酔いが回ると、奥さんと、二人の大学生のお子さんと皆で、「殿」「姫」「愛」「鬼」などの漢字をモチーフにしたTシャツを着た家族の写真を見せるのです。

「私がどんなに日本が好きかわかるだろう??」とか言って(笑)。

そんな彼が昨年に出した7冊目の本が、 この美容医療クリニックのマネジメントの本です。

この本は、電話の応対からコンサルテーションの仕方。

さらには、レーザーなどに投資した場合のキャッシュフローの説明など、レーザークリニック経営に役立つ知識がいっぱい。

今までにない分野の独特の本なのです。

以前にこの本の日本語訳をしないかといわれたこともあり、その権利は現在でもあるのですが、ご興味のある出版社の方がいらっしたらご連絡いただきたいですね。

今回、彼がルートロニック社に入ったのを記念して、このワークショップに参加したドクターに彼の本が配られたのですが、実際に本を見たのは今回が初めて。

さっそくお祝いを述べて、サインをいただきました。

実は僕はこの本の販売をとっても楽しみにしていたのです。

早く読みたかったのはもちろんですが、何を隠そう、実はこの本の謝辞の欄に、数々の世界のレーザー関係のドクターに並んで僕の名前が入っているのを知っていたからです。

本を頂いて、

「ほら! ちゃんと載ってるだろう?」

と、マークがそのページを見せてくれました。

実際にこうして英語の本の中に自分の名前があるのを見ると、嬉しいですね。

しかも、こうして世界の名だたるドクターの中に並べていただくと、感無量です。

大切に読ませていただきます。


シネロン社 Mark Tagerと

ところで、今回このワークショップでMark Tager(左から二人目)に再会したのです。

これにはびっくりしました。

聞けば彼は昨年末に、イスラエルのシネロン社からルートロニック社に移籍したと言うのです。

前日の夜にヘイリャン社長からその話を聞かされ、思わず

「あんな優秀な男を雇えるなんて、ヘイリャンはすごいラッキーだよ!」

と言ってしまいました。

マークはサンディエゴの郊外に住む、レーザー医療業界を代表するマーケッターです。

彼は米国で医師の資格を持っているのですが、現在は医師としての診療はしていません。

このレーザー業界のマーケティングでオーソリティになる道を選択したのです。

フラクセルを販売しているカルフォルニア・リライアント社のマーケティングを担当し、フラクセルのリリースに尽力しました。フラクセルが短い期間に飛躍的に知名度を伸ばしたのは、彼の功績が多分にあるのです。

彼はその後シネロン社のマーケティングディレクターに就任しました。

僕は2007年6月に、サンフランシスコで彼の開催したシネロン・リーダーシップ・ミーティングで、アジアを代表してオーロラとポラリスの複合機であるギャラクシーの講演させていただく機会があったのです。

その日の夕食をご一緒したときに、僕がレーザー皮膚治療はもちろん、レーザーを購入し続けるためにクリニックマネジメントに興味があって、ついにはMBAまでもこの分野で取得したなどと話をして、非常に盛り上がりました。

彼は昔から日本贔屓で、酔いが回ると、奥さんと、二人の大学生のお子さんと皆で、「殿」「姫」「愛」「鬼」などの漢字をモチーフにしたTシャツを着た家族の写真を見せるのです。

「私がどんなに日本が好きかわかるだろう??」とか言って(笑)。

そんな彼が昨年に出した7冊目の本が、 この美容医療クリニックのマネジメントの本です。

この本は、電話の応対からコンサルテーションの仕方。

さらには、レーザーなどに投資した場合のキャッシュフローの説明など、レーザークリニック経営に役立つ知識がいっぱい。

今までにない分野の独特の本なのです。

以前にこの本の日本語訳をしないかといわれたこともあり、その権利は現在でもあるのですが、ご興味のある出版社の方がいらっしたらご連絡いただきたいですね。

今回、彼がルートロニック社に入ったのを記念して、このワークショップに参加したドクターに彼の本が配られたのですが、実際に本を見たのは今回が初めて。

さっそくお祝いを述べて、サインをいただきました。

実は僕はこの本の販売をとっても楽しみにしていたのです。

早く読みたかったのはもちろんですが、何を隠そう、実はこの本の謝辞の欄に、数々の世界のレーザー関係のドクターに並んで僕の名前が入っているのを知っていたからです。

本を頂いて、

「ほら! ちゃんと載ってるだろう?」

と、マークがそのページを見せてくれました。

実際にこうして英語の本の中に自分の名前があるのを見ると、嬉しいですね。

しかも、こうして世界の名だたるドクターの中に並べていただくと、感無量です。

大切に読ませていただきます。


ルートロニックeCO2/モザイクワークショプ

2日目は朝早くからグランドインターコンチネンタルホテルで、ワークショップが行われました。

このホテルは、今までも韓国の学会で何度も使用されている場所です。

午前中のワークショップでは、モザイクとeCO2(エコツー)、さらにQスイッチヤグレーザーVRM3の実践と講義セッションがありました。

エコツーのスピーカーであるDr.Kyung-Tae,Hongは、今までも韓国や台湾の講演で御一緒させて頂く機会が多く、今回も再会を祝いました。

彼の高校生のお嬢さんが大の日本びいきで、特に原宿が好きなのだとか。

講演中も、集まった多くのドクターの中で、

「ドクターフジモトからは、何か御質問はありますか?」

と、名指しで指名(?)して頂き、気を使ってもらいました。

セッションの中では、肝斑治療を低出力レーザーと、「Tri-Luma」という、アメリカで最も売れているFDAで認可のされた肝斑治療薬(塗り薬です)とのハーフテストを行った発表があり、これは興味深かったです。

肝斑治療薬である「Tri-Luma」は、今月の米国皮膚科学会(AAD)会報誌にも大きく宣伝が出ていました。

この実験では、8週間まで片顔をレーザーのみ、反対を「Tri-Luma」で治療をしますが、その後9週間から16週目で、治療を入れ替えるのです。その際に肝斑インデックスを比較するのですが、

結果、低出力レーザーの方が、肝斑除去の確率が増すのがよくわかります。

最後にHong医師から参加記念のサーティフィケートを頂きました。

こんな感じです。

日本人や韓国人医師の他は、中国(上海)や、台湾の医師達が参加されていました。それぞれに得るものが多く、母国へのお土産を得られた充実のワークショップでした。

関係者の皆様、お疲れ様でした。大変勉強になり、心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。


Dr.Kyung-Tae,Hongと

2日目は朝早くからグランドインターコンチネンタルホテルで、ワークショップが行われました。

このホテルは、今までも韓国の学会で何度も使用されている場所です。

午前中のワークショップでは、モザイクとeCO2(エコツー)、さらにQスイッチヤグレーザーVRM3の実践と講義セッションがありました。

エコツーのスピーカーであるDr.Kyung-Tae,Hongは、今までも韓国や台湾の講演で御一緒させて頂く機会が多く、今回も再会を祝いました。

彼の高校生のお嬢さんが大の日本びいきで、特に原宿が好きなのだとか。

講演中も、集まった多くのドクターの中で、

「ドクターフジモトからは、何か御質問はありますか?」

と、名指しで指名(?)して頂き、気を使ってもらいました。

セッションの中では、肝斑治療を低出力レーザーと、「Tri-Luma」という、アメリカで最も売れているFDAで認可のされた肝斑治療薬(塗り薬です)とのハーフテストを行った発表があり、これは興味深かったです。

肝斑治療薬である「Tri-Luma」は、今月の米国皮膚科学会(AAD)会報誌にも大きく宣伝が出ていました。

 

この実験では、8週間まで片顔をレーザーのみ、反対を「Tri-Luma」で治療をしますが、その後9週間から16週目で、治療を入れ替えるのです。その際に肝斑インデックスを比較するのですが、

結果、低出力レーザーの方が、肝斑除去の確率が増すのがよくわかります。

最後にHong医師から参加記念のサーティフィケートを頂きました。

こんな感じです。

日本人や韓国人医師の他は、中国(上海)や、台湾の医師達が参加されていました。それぞれに得るものが多く、母国へのお土産を得られた充実のワークショップでした。

関係者の皆様、お疲れ様でした。大変勉強になり、心からお礼申し上げます。

ありがとうございました。


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