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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■ドバイ・ケニア出張2011冬⑱ ドバイ 銀河鉄道999の夜

おはようございます。今日も快晴ですね。

今日はクリニックF1月最後の診療日です。

予約表を見てみると、今日もフラクセル3DUALやeマトリックスなどのニキビ痕治療の施術が多くなりそうです。5年前には考えられなかったことですね。

さて、僕の国際学会周遊記は昨年末に訪れたドバイの話の最終話です。

ドバイ(Dubai 本来は ドゥバイ)は、アラビア半島のペルシア湾の沿岸に位置するアラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつです。

写真はWikiからお借りしました。

1971年のイギリス軍のスエズ以東からの撤退に伴って12月2日に、ドバイは他の6の首長国とともにアラブ首長国連邦(UAE)として独立しました。

イギリス統治下からこの地域の近代化を進めていたラーシド首長を指導者として、原油に依存しない産業の多角化を進めてきました。

確か僕が1997年にこの地を訪れた時にも、ドバイの人たちが、この地域では石油が数年後に枯渇するので、それまでに石油に依存しない経済を作ると言っていたのが記憶に残っています。

原油高になると、それまで高額の掘削費で採算の合わなかった油田も埋蔵量に加わります。

2004年の後半から続く原油高が特に、ドバイの発展を更に後押ししているともいえるのです。

2005年度の経済成長率は なんと16 % と高い成長率。2007年の実質GDPは1980億ディルハム(約6兆円)にまで達しているそうです。

100年前までは単なる海産物や真珠などの漁港だったこの都市。 以前に滞在したときも、砂丘ツアーに連れて行ってくれたクルーたちが、自分たちの父親の世代はラクダに乗っていたけれど、俺たちはトヨタのランドクルーザーに乗れるんだと言っていました。

1975年には20万人あまりだった人口も、35年後の2010年には約11倍の220万人を超えます。地域からの流入による爆発的な人口増加です。

2009年11月には、ドバイ政府が欧米系の金融機関に対して、政府系不動産開発会社の「ナキール」社とその持ち株会社の「ドバイ・ワールド」社の債務約590億ドルについて支払い猶予を求めると発表したため、ドルやユーロが売られるなど「ドバイ・ショック」と呼ばれる事態となったのは記憶に新しいですよね。

その後は成長が緩やかになり、経済的な繁栄はアブダビやバーレーンに追いつかれつつあるとはいえ、以前ドバイは中東の金融の中心で、成功した都市国家として認識されています。

こちらもwikiからお借りした、ドバイの地図です。

人口島パームジュメイラが見えますね。

中東というと女性が黒い服を着て、美容にも興味がないのではと思いがちですが、黒い服の下では彼女たちは色彩豊かな洋服でお洒落を楽しんでいます。

数年前にヨーロッパ皮膚科学会で話をした東欧の女医さんも、現在ドバイの病院で働いていて、最新のレーザー機器がどんどん使われている話をしてくれましたっけ。

さて、こちらはドバイからの帰国前に見た夜景です。 ジュメイラ地区のホテルが綺麗にライトアップされています。

そして世界一のタワー。

ブルジュ・ハリーファを中心とした景色の夜景。

こちらの写真も銀河鉄道999の最終終着駅の惑星プロメシュームのような(笑)。

本当に映画や漫画で見た未来都市のようですね。

スキードバイの夜景も見えます。

これらの夜景との別れを惜しみつつ。

空港に移動です。

約24時間のドバイの旅でした。

最後にドバイの紙幣を少しお見せしますね。

1ディルハム(ADE)=21円ぐらいのレートでした。

帰国便もエミレーツでした。

年末に帰国してちょうどひと月余りが経過してしまいましたが、新国際学会周遊記のケニア~ドバイ編の報告をこれで終わりますね。

 

 

 


■ドバイ・ケニア出張2011冬⑰ ドバイ ファウンテン(噴水)

世界一の高さの人口建造物「ブルジュ・ハリーファ」のあるドバイの超高層ビル街・ダウンタウン・ブルジュ・ハリファ地区。

そのふもとにある人口湖ブルジュ・ドバイ・レイクでは、夜になると噴水のショーが行われます。

ドバイ・ファウンテンは世界最大の高さを持つ噴水ショー。

モール・オブ・エミレーツから電車を使ってみました。

この世界最高のタワーの横は、世界最大のショッピングモールであるドバイ・モール。

そして、このドバイ・ショッピング・モールの横の人口湖。

ブルジュ・ドバイ・レイクがこちら。

思ったよりもはるかに大きな湖でした。

僕の後ろに見える高層ビルは、アドレス・ダウンタウン・ブルジュ・ドバイ(棟高306 m, 63階建て)という名前のビルです。

333mの東京タワーとほぼ同じ高さの建物。

これでも十分高いと思うのですが、823mのブルジュ・ハリーファ・タワーと比較すると、3分の1の高さもありません。

この写真の右手にブルジュ・ハリーファがあります。

同じ高さで視線を向けてみるとこのような感じです。

ちょっと上を向くと、この巨大なタワーの存在感が写真でわかりますか?

本当にバベルの塔のようで、この世のものとは思えないぐらいの大きく聳えたっています。

この湖では、日が暮れると30分に1度の間隔で、約5分間の噴水のショーが始まります。

巨大な人口湖の噴水が始まりました。

噴水ショーは徐々に大きく高くなってゆきます。

噴水ショーは、ラスベガスが有名だと思いますが、この後ろの建物が300mの高さがあると考えてください。

この吹き上げる水高も。150mぐらいの高さに達しているのではないでしょうか??

こちら、爆音とともに発射された最後の噴水です。

すごいものを造り上げたものです。

百聞は一見にしかず。

もう、そのスケールの大きさに言葉もありません….。

噴水ショーを二回観た後にドバイモールも探索してみました。

ドバイモールの内部には、スケートリンクや水族館がありました。

しばらく立ち止まって見ていたのですが、砂漠生まれのなのに、皆スケート上手です。

ドバイを出る帰国の飛行機の時間は、真夜中2時です。

そろそろ空港に移動しなければなりませんので、ホテルまでタクシーに乗りました。

タクシーターミナルはこのように4車線で満車。

客待ちで、タクシー待ちの長い列が並んでいました。

すごい活力ですね。


■ドバイ・ケニア出張2011冬⑯ スーク・マディナ・ジュメイラとドバイの日の入り

おはようございます。

天気は良いですが、とても寒いですね。

今日1月30日は、クリニックFの診療日です。

来春4月にフロリダ州で開催される(ASLMS)米国レーザー医学会の発表演題の、ポスター及び口演のプレゼンテーションの事前投稿の締切を、2月15日に控えています。

今週は、診療後に何人かの先生が上京されて、診療後にディスカッション及びレーザー照射を行って共同発表の最終まとめををする予定です。

今回僕が米国レーザー医学会で発表する演題は、

「ニキビ痕治療に使用されるフラクセル3DUAL」

「マドンナリフト(上まぶたのたるみを取るレーザー施術・レーザーによる上眼瞼拳上術)」

についての二つの演題です。

開業医が診療ののちに、研究をするのは正直大変です。

僕の専門は、特に今世紀に入って飛躍的に進歩した、レーザー光医学(Photo Medicine)という、最先端の医学と工学が融合した分野ですので、当然、教科書もありません。先人に学ぶといっても先輩は数えるほどしか存在しません。

ぶつかった壁や思い至った疑問に対し、自分でひとつひとつ検証を重ね、解決していくしかないのです。

一方で、この日々の診療や治療法への工夫、国際学会への参加による知識の集積が、僕の知的好奇心を満たしてくれています。

クリニックFの患者さんに対して、より良い治療を提供できるように、今週も頑張ってゆきたいと思います。

さて、僕の今日の国際学会周遊記は、年末に滞在したドバイについて。

あと残り3つのブログを上げてしまおうと思います。

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中東のレーザークリニック見学ののちに訪れたのは、スーク・マディナ・ジュメイラ。

高級リゾートホテルや中東地域最大のショッピングセンターの建設が続くドバイですが、

1990年代に開発されたのがこのジュメイラビーチの地域です。

世界最初の7つ星ホテル。「ブルジュ・アル・アラブ」。

そして、隣にあるジュメイラビーチホテル。

これらの施設の周りにあるショッピングモールです。

アラブ風のアンティークショップのお店などが並んでいます。

こちらは、ドバイの施設としては古いもので、確か僕が15年前にこの地に来た時にもあった気がしますが、大きく改築されていました。

こちらもヴェネチアン風ですね。

ホテルアトランティスは、ディズニーランドみたいだと思いましたが、こちらもラスベガスのような外観です。

船に乗ってみようと思ったのですが、3時間待ちであきらめました。

ドバイでクリスマスと新年を迎える人たちで予約がいっぱいのようです。

アラブ風の建物が珍しく、目を楽しませてくれました。

ショッピングモールを歩いているうちに、日が暮れてきました。

地平線が見えるような砂漠ですので、日が落ちると一気にあたりが暗くなります。

先ほど訪れたブルジュ・アル・アラブも、とてもきれいに見えます。

日没後は、2009年に完成した、ドバイファウンテン(噴水)を観に行こうと思います。


■ドバイ・ケニア出張2011冬⑮ドバイ パーム・ジュメイラ ホテル「アトランティック・ザ・パーム」

おはようございます。今日も天気がいいですね。

今日1月28日土曜日もクリニックFの診療日です。

朝から患者さんがたくさんいらっしゃいますが、今日も頑張っていこうと思います。

さて、僕のブログは年末の中東ドバイでのレーザークリニック訪問の後の話。

ドバイには24時間滞在しました。

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クリニック訪問の後、椰子の木を模った人工島「パーム・ジュメイラ」に行ってきました。

ちなみに、このカードは、人工島中央を走るモノレールのチケットです。

ドバイの海岸に、このような人工島が建設されたのは今世紀に入ってからですが、この写真を見たことがある人も多いですよね。

ちなみに人工衛星で観れる、唯一の人工島なのだそうです。

ちなみにこの人工島の入り口がこちら。

人工島は考えていたよりもはるかに巨大なものでした。

こちらパームの中央部です。高級別荘地になっているそうです。

中央部にはまだまだ建設中の建物もたくさんあります。

遠くに7つ星ホテル、ブルジュ・アル・アラブが見えますね。

横から見るとブルーなんですね。初めて見ました。

さらに、一番上のパームの写真の最先端の、円周上にアーチ状の建物があるのが見えますか?

一直線に走るモノレールの先端にあるのが、2008年9月24日に、なんと1,650億円かけて建設施工されたホテル&大型リゾート施設「アトランティス・ザ・パーム」。

こちらの桁外れに大きな施設の他に、人口ピラミッドを模した巨大プールと滑り台がありました。

水着の持ち合わせがなかったので入れませんでしたが、巨大なディズニーシーにいるような感覚に陥ります。

中には同じく巨大な水族館があります。

こちらはアトランティス大陸と海底人をモチーフにしたもの。

独特の内観で、素晴らしいものでした。

飼育の難しいカブトガニもいました。

昨年は、シンガポールの商業施設に驚いたのですが、このドバイは桁が違います。

レーザークリニックが乱立する理由もわかりますね。


■ドバイ・ケニア出張2011冬⑭中東の美容市場、ドバイ KAYA Clinic Chain スキンケアクリニック

おはようございます。今日も晴れていて気持ちがいいですね。

今日1月27日も、クリニックFの診療日で朝から四ツ谷で診療しています。

昨日は工学部の大学院の研究室に通い、工学レーザーの論文の投稿先についても打ち合わせをしてきました。来月が比較的海外出張が少ない月なので、いろいろと溜まっている文献を一気に片付けたいと思っています。

さて、僕の今日のブログは、年末に訪れたドバイのレーザークリニックの話です。

もう少しお付き合いください。

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今回の中東のスキンケアクリニックで訪れたのは、DubaiのJumeirah Town Centerの中の2階にあるKayaスキンクリニックです。

Kaya Clinic Chainは、インド、中東 (アラブ首長国連邦、 サウジ、オマーン)、バンクラデイッシュ、シンガポールに約130のレーザー・スパ・クリニックを展開する巨大チェーン。

ジュメイラタウンセンターは巨大なショッピングモール。

あまりに巨大で広角カメラでも、写真がうまく撮れませんでした。

この商業施設の2階(あちらではファーストフロアですが)に、クリニックはあります。

院長のDr.Taysirです。

ドバイのレーザー市場と、クリニック市場についてお話しさせていただきました。

2009年にドバイショックが起こったとはいえ、ドバイは現在も中東の金融センターといえます。

いまだ中東の美容市場は成長を続けているそうです。

新規に開業し、資本算入する経営母体も多いようですが、それを凌駕するほどの市場の拡大があるのだそうです。

日本のスキンケアクリニックは、「肌質を改善し、肌をメンテナンスする」という状況に達していますが、こちらの主要なレーザー医療市場は、いまだレーザー脱毛のようです。

中東の女性にとっても最新美容医療への興味は尽きないようです。今後日本の女性のように、「肌をメンテナンスする」概念が中東にも出てきたら、これは莫大なマーケットになるのでしょうね。

中にはきれいなカウンセリング室と

施術のすべてをイスラム語と英語で記したパンフレットがあります。

レーザー機器を見せていただく予定だったのですが、滞在した時間には、年末にも関わらず患者さんが多く、レーザー室はどの部屋も施術中。仕事の邪魔をしてもいけないので遠慮させていただくことにし、空いている部屋のみ見せていただきました。

美顔器もフォトの機器も、配置してありました。

患者さんは男性もいましたね。

この施設の横からは、ブルジュ・ハリーファが見えました。


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