クリニックFに新しいドクターが入る事になりました。
西嶌暁生先生です。
今日は前田先生と症例カンファレンスです。
前田拓摩先生黒すぎですね(笑)
クリニックFに新しいドクターが入る事になりました。
西嶌暁生先生です。
今日は前田先生と症例カンファレンスです。
前田拓摩先生黒すぎですね(笑)
気持ちの良い朝ですね。
今日は書き物があるので早めにクリニックへ来ました。
今日は珍しく講演予定が全く入っていない休日です。
今書き上げている2つの著作や薬学の論文を書かなければいけないのですが、こうした時はついつい他のことを始めたくなります。
最近注目しているピアニスト反田 恭平さんが情熱大陸に出演していた時に書棚に乗っていた「ピアノの森」を大人買いしていたのを思い出して読み始めてしまいましたが、今12巻。
音楽好きとしてはこれは面白い!
先が知りたくて、今日中に読みきってしまいそうです。
今日はクリニックFの外来です。
今夜に美容外科医のハロウィンパーティがあり、先ほど赤坂ビックカメラに仮装衣装を買いに行ったのですが、男物は無いそうです。
困ったなあ。
昨年のドラキュラは使えないしなあ〜。
京都大阪と出張が続き、昨日は江ノ島の作業場にいました。
秋晴れの江の島。
今日は久しぶりにクリニックFの外来です。
今日も集中力をあげて頑張ろうと思います。
***
「藤本先生は美容整形の先生なのですか?」
と聞かれることも未だ多いのですが、そんなとき僕は
「いいえ、専門はレーザーで、レーザーといっても脱毛やほくろを除去するようなレーザーではなく、肌質を改善し若返らせるために新しく開発されているレーザーの専門家です。」
と答えるようにしています。
すると
「肌質を改善する? シミをとったりとか?」
といったご質問を続けて受けることもこれまたよくあります。
それには
「いえいえ、肌そのものを若返らせるのです。」
とお答えしています。
初めての方は、わかったようなわからなかったような顔をされますが、それも仕方がないですよね。
***
僕が専門としている肌質改善をテーマとしたレーザー医療は、21世紀に入ってから確立された技術であり学問です。
このレーザー医療は、イスラエルやアメリカの企業を中心に大きく発展、変化しました。
誤解を恐れず言えば、レーザー医療の発展は長寿社会あってこそのものであると言えます。先進国における長寿社会を見据えてのビジネスと言って良いと思っています。
高齢者に関するニュースは、
高齢者にかかる費用をどう削減すべきか
いやいや、そうではなくこの国を支えてきた功労者なのだから、いかに国費を使って高齢者の健康と寿命を守るか
たいていその二極に分かれ
医療費、病気問題、社会保障をテーマとした話題ばかりが報じられる傾向にあります。
それを見る中年世代は日々戦々恐々としているわけです。
人生の夏が終わりに向かい秋を迎えつつある。
このあといつからが冬なのか。
その来たるべき冬の到来を一日でも遅らせることはできないものだろうか。
高齢者の人口比率が上がることによって、健康の概念に見た目の若々しさが入る時代となりました。
より若く、健康的に見られたい。
それが「贅沢なこと」ではなく
「その気持ちわかるわかる、私もそうです」
と言いやすい、あるいは思うことに罪悪感のない時代となりました。
美容レーザーの需要は高齢化社会に伴い益々市場が拡大しています。
これまで、そのフィールドを牽引してきたのはエステティックサロンでした。
より高い効果を求めてエステティックサロンに様々な機器が導入されるようになり、その内エステティシャンでは扱いきれない、医療従事者による操作が求められる高出力の医療機器が入り込むことによって、市場が大きく動いてきたといえます。
***
美容整形は
「形状を変えることで、変身願望を叶えるため 時に自分を捨てて別人になるため」
の ‟攻め” の美容医療。
美容手術や「プチ整形」と言われるヒアルロン酸などフィラーを使用した、形状の改善が主要な目的です。
対して、僕の専門とする美容レーザーは
「形状は変えずに、肌質を整えるため 自分史上ベストを目指すため」
の ‟守り” の美容医療。
レーザーやRFなど機器を用いて治療を行い、それを維持していきます。
肌質を改善し、皮膚自体を若返らせることが主要な目的です。
現在、ボトックスやフィラーは、異なった用途・・・変身願望を叶えるためにも肌質の改善のためにも、どちらでも使うことができると思いますが、どちらが目的かによってその使用方法は大きく異なります。
肌を若返らせることのキーワードは「均一性」です。
肌の ①色彩、②形状、③弾性、④形態
などの均一性を上げることによって、肌の各要素の偏差値を上げてゆくのです。
***
大学生の時、アルバイトで家庭教師をしていました。
当時、教え子の資質をみながら理系文系の教科をいかに効率よくバランスよく勉強させるか、家庭に着く前に戦略を立ててから家庭教師をしたものですが
これが実は肌の治療を考えるときに役立つのです。
皮膚の場合も攻め方は全く同じです。
○苦手教科の克服をおこなって肌の平均点を上げる。
○個人が持っている肌の特性に注目し、得意教科の偏差値をより上げる。
という二点に集約できるのです。
客観的な美しさというのものは存在しますが、医師の主観を押し付けるのではなく、それぞれの人の持つsignature feature や美のidentity を引き立たせることが大切だと思っています。それがクリニックFの治療ポリシーです。
自己肯定が大前提です。
まずありのままの自分を受け入れる。ありのままの自分に美があることを自分自身が認める。
その上で、自分の苦手教科は一体何なのかを客観的に理解し、そこを克服する。
得意教科は何なのかも客観的に理解し、そこの偏差値をさらに上げる。
たとえば、
ニキビ跡や毛穴がある場合は、それら肌偏差値が低い部分に対しての治療を行います。
すでに色の白い肌を持っている人は、その白さと透明感がより高まるようなレーザー治療機器を選択してゆきます。
黄身がかった皮膚は、白さを追求することは難しくとも、弾力を追求することはできる場合が多々あります。それにより若さをアピールできる肌を目指すわけです。
ニキビやアトピーができやすい肌は、その分繊細であり感度の高い肌であることも多いものです。その感度を狙う治療を行っていきます。
皺に悩まれている方は、表情豊かであることがチャームポイントとなることに気づくことが先決です。頬を持ち上げやすく、笑顔を作りやすい皮膚にしていきます。
ぷっくりした若々しい皮膚を作ることは美容整形でも化粧品でもエステティックでもできません。
レーザーしかできない、レーザーが最も得意とするもののひとつです。
それぞれの患者さんが持つ肌の特性を分析したのちに、適切な機器を数台の中から選択し、当てはめてゆく作業をするのですが、考えてみれば、
「こちらの方があなたの魅力が引き立ちますよ」
といった、個人コンサルタントやアドバイサーのような仕事ですね。
治療戦略がバッチリと決まって結果がでた時は、まさに快感です。
まさに僕の天職の一つだと思いますね。