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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:EBMNEvidence Based Medical Devices・レーザー/光/RF/プラズマ他が適応する疾患・治療法など

1年前 低温常圧プラズマの医療応用の2本目の英文論文が採択されました

1年前、クリニックFで検証した低温常圧プラズマの医療応用の2本目の英文論文が採択されました。

論文

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/laser-ipl-rf-plasma-ebmd/post_25402/


HIFU(ハイフ)についての僕の考え

クリニックFで診療していると、「ハイフってどうですか?」とよく聞かれます。

凄くはやっているんでしょうね。

ハイフについての僕の考えを少しまとめてみたいと思います。

HIFU(ハイフ)は、High Intensity Focused Ultrasoundの略で、高密度焦点式超音波というもの。

虫眼鏡をを思い出してもらえれば良いと思うのですが、光を当てると、焦点が集約しますよね。

光の代わりに超音波を利用して、焦点にあたる部位を熱変性させるという理論なのです。

初めて美容機器でこの理論を具現化した企業は、ウルセラという機器を作った米国メーカー。

現在はメルツという製薬企業に買収されていますが、他社の追従機器は特許の回避などがなされておらず、米国のFDA(日本の厚生労働局にあたる)で認可されているのはいまだにウルセラのみなので、米国系の学会に行くと、展示にはウルセラしか並んでいません。

そんなわけで、クリニックFでも長くウルセラを使用してきました。

この機器がリフティングに効くのか?という問いに対する答えですが、僕は、立方体を思い浮かべてもらえればいいと思うのですが、熱変性を起こすのは体積的にほんの一点のみなので、皮膚を持ち上げて、ホッチキスを止めるイメージだと説明しています。

短期間では効果はありますが、通常の生活を送っていると、じきに効果はなくなってしまうものと考えています。

現在肌の治療はレーザーや光などを基本とした機器から、ラジオ波、マイクロ波、クライオ、常温プラズマ、磁場(HIFEM)などなど、他のエネルギーを利用統合した、Energy based Medical Device(エネルギーベースの医療機器)が主流となりつつあります。

エネルギーを皮下に加えることで、細胞の活性化を促し、タンパク合成のための遺伝子を紐解くトリガーとするわけです。

こうした肌に対する機器の場合、単位面積当たりに、どの波長を使って、何ジュールのエネルギーを照射したか積分することでおおよその照射エネルギーを計算することができます。

リフティングなどにこの理論の応用が必要な場合は、単位体積当たり何ジュールのエネルギーを照射したかに考えを変えなければならないのですが、対体積当たりで考えると、HIFUによって皮下に加えられるエネルギーはまさに点状で、非常に少ない。

ハイフの若返り効果は、あくまでも対処療法で短期に結果を求める人用。

一方で肌全体の若返りとして使ってゆくのは、他のエネルギーの方が良いのではないかというのが、僕の現在の考えですね。

こちらは僕が最も早くHIFUの言葉を知った論文。

2001年のものでした。

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0301562900002799?fbclid=IwAR3QPNz2Ix-aH2QPRuWQHeiMHpV1lc8Cq0qYb-_Aio0NQTBjwJSNqphtzss


3年前 The Aesthetic Guide 誌

The Aesthetic Guide 誌は、アジア、ヨーロッパ、アメリカの三誌が並行して出版されている医療レーザー機器の比較雑誌。

僕は2006年から 日本人医師を代表して この雑誌のScientific Advisory Board の1人に選ばれています。

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/lasertreatment/post_18479/


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