明日出発の米国レーザー医学会に向けて、満員のクリニックF外来奮闘中。
今回の発表は①三菱商事の子会社で新たに開発された細胞成長因子を持った化粧品原材料AOHを用いている共同研究です。
高侵襲性のCO2フラクショナル照射後のダウンタイムを短くするために、照射後に、
①生物学的活性をもった低出力レーザーを照射する。
②AOHを塗布する。
③強力なラジカルスキャベンジャー(抗酸化物質)であるフラーレンを塗布する。
という比較検証実験。
レーザー照射の後に、別の波長のレーザーを使って炎症を止めるという発想は面白くないですか?集中して思考をまとめているのが科学者としては一番楽しいです。