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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:音楽・オペラ・バレエ・ミュージカル

ラフマニノフ生誕150年記念!デッカ『ラフマニノフ:作品全集』

2023年はロシアの作曲家のラフマニノフの生誕150周年。

国内のクラシックコンサートではラフマニノフの演奏が数多くなされていますが、ウクライナ問題が無ければ多くの演奏家がロシアから来てくれたでしょうね。

DECCAからラフマニノフ全集、全32CDが発売されたので、早速購入しました。

ラフマニノフは中高生の時から聴いていましたので、かれこれ40年の付き合いになりますが、彼は

Music is enough for a lifetime, but a lifetime is
not enough for music. -Sergei Rachmaninov

という言葉を残しているのです。

音楽は一生を豊かにしてくれるが、音楽を理解するためには全ての人生をもってしても足りない。

とまあこんな意味でしょうか?

ラフマニノフの楽曲素晴らしいものが多いのですが僕も指揮をさせていただいた、ピアノ協奏曲第2番や、パガニーニの主題による狂詩曲の第18変奏曲の二曲だけでも、もう何千回と聴いているのではないかと思いますが、毎回発見があり飽きる事は無いですね。

この全集の中にはまだ聴いていない曲もあると思いますので、新たな発掘が楽しみです。


リバーサルオーケストラ

クラシック音楽を題材にしたドラマというと、のだめカンタービレが有名ですが、この3月に終了したリバーサルオーケストラは回を追うごとに惹きつけられ、心から楽しませて頂きました。

俳優さん女優さんともに、半年かけて楽器や指揮を練習したそうです。

僕自身もすっかり音楽から離れて楽譜が読めなくなった後に1年間練習してオーケストラの指揮をやりましたが、並大抵の努力では無いですね。

素晴らしいと思います。

リバーサルオーケストラ

玉響の演奏の最後の曲に選ばれたのがチャイコフスキーの交響曲第5番でした。

この曲は実は本当に好きで、僕が大学生の時に一番聴いた曲なんです。

実に思い出深い。

所謂、運命や悲壮や新世界や未完成などの名前がついていない交響曲の中で、ラフマニノフの交響曲第2番と並んで最も完成度の高いものだと思うのですよね。

何より、運命に対して明るい未来を提案するというコンセプトで作られた曲です。
チャイコフスキー交響曲の演奏といえばムラヴィンスキーの指揮。聴いた事がない方は是非お聴きください。

チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」

 


ザルツブルグ音楽祭 椿姫のLP

さて本日よりマスク推奨が取れて、新たな週が始まりました。

今日のクリニックF院長室のBGMは、ロシアのソプラノ、アンナネトレプコの名前を世界に広めた2005年のザルツブルグ音楽祭での椿姫のLPです。

この演出は確かNHKでも放送されたのですが、痩身美貌で実力あるソプラノの新星とラトラヴィアータの観たこともないシンプルな演出の素晴らしさも含めて本当に衝撃的でしたね。

記憶に刻まれています。

ヴェルディ:歌劇《椿姫》全曲

ヴェルディ:歌劇《椿姫》全曲台本:フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ(アレクサンドル・デュマの『椿姫』による)ヴィオレッタ・ヴァレリー・・・・アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
フローラ・ベルヴォワ・・・・・・ヘレン・シュナイダーマン(メッゾ・ソプラノ)
アルフレード・ジェルモン・・・・ローランド・ビリャソン(テノール)
ジョルジョ・ジェルモン(その父)・トーマス・ハンプソン(バリトン)/他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カルロ・リッツィ
制作:2005年8月 ザルツブルク祝祭大劇場(ザルツブルク音楽祭ライヴ)


微笑みの国タイ

1990年代終わりに初めてタイに行った時に、Welcome to Thailand という曲が空港や街中でかかっていました。

凄く素敵な曲で、「微笑みの国タイ」を上手く表しているなあと。

タイというと、必ずこの曲が頭に浮かんできたものです。

ところが2005年以降、タイにレーザーで講演に行くようになってからは、welcome to Thailandという歌を知らないか?と聞いても誰も知らず、全くこの曲を聴かなくなってしまいました。

welcome to thailand

ふと思いついてYouTubeで探したところ、出てきましたよ。

素敵な曲じゃ無いですか?


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