16年前の今日の出来事。
米国リライアント社のフラクショナルレーザーのフラクセル日本一号機のデモでした。
僕は痩せてる。笑。
16年前の今日の出来事。
米国リライアント社のフラクショナルレーザーのフラクセル日本一号機のデモでした。
僕は痩せてる。笑。
8年前 日本美容外科学会のために来日したソルタメディカル社のカルフォルニア本社フラクセルのマーケティングトップのブラッドと銀座の日本料理店で昼食のミーティング。
フラクセル3DUALやサーマクールCPT、リポソニックスの次世代機について、2時間近く、医学的/工学的観点から熱く語り合いました。
彼とは気が合います。
自然のままでいてください(オリジナル製品を買ってください)。
サーマクールFLXやフラクセルを販売しているソルタメディカル社のカタログに凄く同意します。
手術やヒアルロン酸で若い顔を作る事と、レーザーやRFなどのエネルギー技術を使って自らの遺伝子から若返る事は、実はベクトルが正反対だと思っていますが、医療機器も同様です。
工学博士を持っている身としては、機器のリバースエンジニアリング、いわゆる新たなコンセプトの製品をバラして同等のものを安く作り上げる模造品は、心情的には許せないです。
クリニックFではたとえ高額でもオリジナルの技術を作った会社から機器を買うようにしています。
技術者がものすごい努力をして作り上げた新たな製品が、あっという間にコピー商品を作られて安価に売られて苦しむ。
どこかの朝の連続ドラマでも同じシーンがありましたよね。笑。
僕自身、2000年から機器による美容医療に関わり、全てのレーザー企業の本社に自分の足で訪れ、開発者と直接話し、医療機器を100台以上購入したことになりますが、レーザー(またはEBMD)により肌質を改善する分野で、脱毛レーザー以降、まったく新たなマーケットを作ることができたオリジナル技術(機種)は以下の通りですかね。
➀ IPL(フォトフェイシャル)
⓶ elos(オーロラ)
⓷ モノポーラーRF(サーマクール)
⓸ フラクショナルレーザー(フラクセル)
➄ HIFU(ウルセラ)
⓺ ロングパルスエルビウムヤグ(スマイルリフト4D)
➆ HIFEM (エムスカルプト)
初代フォトフェイシャルとウルセラ以外は、僕が日本初上陸機器の一台を購入しました。
レーザーの目利きとしては初期の直感がほぼ当たっていたことになりますね。
レーザー治療を行う医者にとっての情報源は、一つは英文学会誌。もう一つは英文業界誌です。
学会誌は、論文などでレーザーの理論をcatch-upするもの。
業界誌は新機種情報や機器スペックなどが記載されています。
どちらも必要な情報源なのですよね。
今日はこちらの学会誌Lasers in Surgery and Medicineの最新号が送られてきました。
368ページに僕の名前のアブストラクトの記事が出ています。
多くの記事の中で、ニキビ跡に関するPRPとフラクショナルレーザー機器の併用療法の臨床報告、骨芽細胞のセルラインを使っての実験ですが、低出力のブルーライトLaserが細胞外骨化を促進するという記事が面白かったです。