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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

カテゴリー:欧州 イタリア ローマ編

■英国〜イタリア出張2011秋⑳ ああ、ローマよ

今日12月7日(水)もクリニックFの診療日です。

明日からのNY出張に向けて準備もありますが、頑張ってやって行こうと思います。

本日午後でしたら数枠ですが、予約の枠も開いているようですので、お急ぎの方はクリニックF 03-3221-6461までお電話くださいね。

さて、僕のブログは、先週帰国した英国〜イタリアブログの最終話です。

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シチリア島から、トランジットのためローマに到着しました。

ロンドン・ヒースロー行きの便が出るまで4時間。

大好きなローマの街で、しかも気持ちのよい晴天です。空港の中で4時間ただ待っているなんてとても出来そうにありません。

とはいえ、電車やバスでの往復は時間的にも荷物を考えても難しく、一瞬悩みましたが空港でタクシーの運転手さんと交渉し、空港〜ローマ市内〜空港までの、2時間半ツアーを組んでもらうことにしました。

空港から高速を通り、この城壁からローマの街に入ります。

たぶんローマを訪れた人は誰しも良い経験と苦い経験どちらもあるように思いますが、とはいえこの城壁から街に入るこの瞬間

「ああ、やはりローマは、ローマ以外のどの場所も代わりになることはできない」

と思うんですよね。

マルケルス劇場の横を通り、

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の横で記念写真。

そのままトレビの泉に移動します。

スペイン広場を通過して、

平和の祭壇アラ・パチスの横をティヴェレ河を北上するルート。

この辺りは河沿いに建つ建物が綺麗なんですよね。

リベルタ広場のところでティヴェレ河を渡ると、ローマ水道の遺跡を超えて、オペラ「トスカ」の舞台となった、サンタンジェロ城の後ろに出ます。

サンタンジェロの城の角を右折するとヴァティカンのサンピエトロ大聖堂が見えるのです。

豪華なルートですね。

話しているうちに仲良くなった運転手さんと、ヴァチカンに着いたところで一緒に写真を撮りました。

ローマの街は何度も歩いていますが、地下鉄が発達していないので、徒歩だと名所を観るだけでも数日かかります。

タクシーで回ると、こんなに近いんですね。

遺跡の位置関係がよくわかりました。

その後、車はジャニコロの丘を登り、ガリバルディ広場へ。

ここはローマの街が見下ろせる、絶景ポイントなのです。

ちょうどクラシックカーの展示をしていました。

かなりの名車もそろっています。

馬に乗った婦人警官さんも巡回していました。

僕はローマを一望できる場所としては、サンタンジェロ城の屋上が好きなのですが、

ガリバルディ広場からの景色も、やっぱり素晴らしい。

ローマの街を一望です。

この後、空港に向かう途中。

「Goodbye Roma」という、最後にローマの街が見えて、名残を惜しむポイントがあるんだよと、住宅街の中のその場所に連れて行ってもらいました。

小高い丘の上。

サンピエトロ大聖堂が見えますね。

「Goodbye Roma また次に来る時まで!」

そんな言葉をつぶやいて、タクシーに乗りました。

これだけ回ったのに関わらず、ローマの観光時間約1時間。

トランジット中に、そんな楽しみ方ができるのですね。

そして、ちょうど1週間前に回ったローマの、こんな映像を見つけてしまいました。

実際に1週間前にみたローマの映像が、浮かび上がってきましたよ。

しびれます(笑)。

よろしかったら音量を上げて大画面でご覧ください。

ちょうど出国の2時間前にローマの空港に着いたのですが、実際には大幅ディレイ。

危うくヒースローで乗り継ぎに失敗しそうになり、ヒースローのターミナルをダッシュするはめになったのは、こちらのブログでお伝えしましたよね。

実り多き、秋の英国〜イタリア出張でした。

これで僕の新国際学会周遊記の今秋の英国〜イタリア出張のブログを終わりますね。

明日からはNYです。


■英国〜イタリア出張2011秋⑥ アリタリアのディレイ、霧のロンドン

旅をしている最中は、勘が冴えるのでしょうか。

期待を裏切らないアリタリア航空。シチリアからローマには定刻通り飛びましたが、ローマでまさかの2時間半ディレイ。

とにかく東京便に遅れないかドキドキ。

空港にあるお店の看板がむなしく見えます。

その後到着したロンドン・ヒースロー上空では、霧のためなかなか着陸できず、4時間のトランジット時間を用意していたにも関わらず、ディレイと相まってロンドン着陸は出国45分前。

しかも帰国便は、こんなときに限ってANAです。

つまり、航空会社のアライアンスが違うので、スルーチェックインをしていませんし、ターミナルも違います。

30分以内にいったんロンドンで出国してラゲッジをとり、広いヒースロー空港のターミナルを移動して再チェックインしなければ・・・!

毎月のように海外出張に出ている僕ですが、さすがにこんな状況は初めて。過去の記憶にもありません。

搭乗時間ギリギリで、ターミナル4から3に猛ダッシュするも、コネクションにラゲッジは間に合わずラゲッジロスト・・・と、そんなこんな色々ありましたが

なんとか無事東京に戻ってきました。

綺麗な夕焼けも見えましたし、まあこれはこれで旅ですよね。

ヒースローで聞く所によると、とはいえこの日のアリタリアはまだ良い方で、BAの5時間ディレイにより、ANA便に乗れなかった人が数時間前に何人も出たのだとか。

運の良い方だったかもしれません。

ローマでのトランジットでは、久しぶりに快晴のローマで束の間の散策も楽しめましたしね。

仕事の方もすべて首尾よく終わり、アクシデントはありましたが、良い出張となりました。

不在中ご迷惑をおかけしましたが、明日11月22日(火)から診療再開です。

そして、今週クリニックFでは、こちらのイベントに参加しています。

期間中診療にお越し下さった方には特典がありますので、ぜひいらしてくださいね。予約の方は少々混み合っていますが、まだ入って頂けるところもありますので、ご連絡下さい。

では、明日以降また出張記を仕上げて行きたいと思います。

 


ファーストクラスでローマから帰国 

約1日半の間、ローマの散策を楽しんだのち

ローマのテルミニ駅から空港に向かう電車に乗ります。

帰国はJALでした。

今回の出張期間はヨーロッパ便がとても混んでいて、エアチケットを手に入れるのにとても苦労しました。

なんとか直前に手に入れたチケットは、ディスカウント・エコノミー。

「だんだんエコノミークラスだとツライ身体(歳)になってきたなぁ・・・」

と思っていたところ、驚きのハプニングが。

なぜなのか理由はよくわかりませんが、なんとファーストクラスにアップグレードされたのです。

今年は合計15回も海外出張をしましたが、こんな二段飛ばしのアップグレードはもちろん初めて。

驚きの嬉しいご褒美でした。

思い返せば今年もワンワールド、スターアライアンス、スカイチームそして、その他も、世界のエアラインに沢山乗りました(笑)。

空がきれいでしたよ。

今回のお土産はスカラ座で観たジぜルのパンフレット

そしてローマの駅で買った、ボッティチェリ画集とローマの写真集でした。

これで2009年11月に行われたレーザー・フローレンス2009の口演発表の、新国際学会周遊記での報告を終わります。

今年も本当に多くの国に行きました。

次の国際学会は来月、新年早々から開催されるパリ IMCAS 2010(International Master Course on Aging Skin)での発表です。

日本人の講演者は僕を含めて二人だけのようですが、毎年パリで行われるこの学会も12回目になりました。

また学会情報をお伝えしますね。


ローマの鳩

フォロロマーノからカンピドーリオ広場に向かいます。

この広場は、ミケランジェロが設計したもの。

美しい広場です。

横には世界最古の美術館 カピトリーニ美術館があります。

時間の関係で内覧はできませんでしたので、残念ながらパス。

僕は左の丘の上にあるサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会に向かいました。

7世紀から建っていたというとても古い教会。質素な扉を開けてみると…。

白亜の大理石を中心した、こんなに素晴らしい内装。

この教会の、主祭壇の左奥には、「病を治す」奇跡を起こすといわれている「聖なる幼な子」の像が飾られています。

お祈りしている方が沢山いましたのでちょっと写真は憚られましたが、特別な力を持った像だと思いましたよ。

この教会を出ると、ちょうどヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂の裏手に出ます。階段には一羽の白いハトがとまっていました。

綺麗ですね。

昨日ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂で見た白いハトのステンドグラスを思い出しましたよ。

さて、この帰国日に僕が予定していた最後の観光地に向かいます。

 

 


フォロ・ロマーノ

コロッセオからヴェネツィア広場に向かう一帯が、「フォロ・ロマーノ」と呼ばれる地帯。

ここはローマ時代の市民の生活の場所でした。

ここにも20年前に来たことがありますが、印象は変わりませんね。

2000年前の建物とは思えません。

こちらは「聖なる道」と言われた宗教的な行列や凱旋の行進が通ったといわれている道。

ローマ時代に高級住宅街だったパラティーノの丘に丘に登ると、ローマを見渡せる展望が見えます。

昨日サンタンジェロ城から観たローマとはまた違いますね。

僕はローマの展望というとこういったイメージがあったので、サンタンジェロ城から見た光景にはちょっと驚きました。

写真を撮っている人もたくさんいましたよ。

さて、僕はミケランジェロが構想したカンピドーリオ広場方面の出口に出ます。

こちらからの景色もよかったです。


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