TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

在宅の日

今日はクリニックFの休診日です。僕の方はこれから何軒かのお宅に伺って、痛みの治療を行う「在宅医療の日」です。

もう何年になるでしょうか。月に何度かこうして伺っています。毎月僕のことを待っていてくれる患者さんがいるのです。ありがたいことに。

普段関わっているレーザーという最新の医療分野を探求する日々と、こうした医師としての原点に立ち戻る日々を行ったり来たりすることで、自分の中で医者としてのバランスを保てているのかもしれません。

ホスピスなどターミナルケアの分野でも、いつかなんらかの形で自分が役に立つことができたら・・・と思っています。

在宅の前に、府中で2時間ほどかけてゴルフの練習をしてきました。ドライバーは得意なんですが、アプローチが苦手なんですよ(苦笑)。

では、これから行ってきます。


ヒアルロン酸②

昨日ブログを書いた後は終日ばたばたで続きを書けないまま、一日過ぎてしまいました。しかしブログを読んだスタッフから

「先生、うちのマル秘テクニックをブログで公開しちゃ、だめじゃないですか~」

と言われ、パソコンの前で悩んでいます。う~ん、どうしようか。

書ける範囲で書いてみますと、これはいわゆる「プチ整形」と呼ばれる「注入療法」に限ったことではありませんが、自由診療のクリニックではサービスを提供するときのプレゼンテーション/パフォーマンスも「診療」の一部なのです。

注射の場合で言えば、腕がいくら良くても、

「注射しますよ~はい注射しています~はい注射終わりました!」

では「足りない」場合があるんですね。

スタッフ曰く

「魔法をかけるような気持ちで」

注射を打たなければいけないらしいですよ(笑)。確かに患者さんにとって医者は魔法使いのような存在でいることを求められる場合もありますから、それも一理あるかもしれません。

詳しくはクリニックにいらしたとき、または学会会場でお話させていただこうと思います。

さて、すこし話はずれますが、ヒアルロン酸を最近とんでもない場所に打っているドクターもいるようです。場合によっては危険を伴いますので注入箇所のカウンセリングが慎重なドクターを患者さんには選んでほしいと思います。


ヒアルロン酸

僕はレーザーが好きなので、「レーザーバカ」ということを一部囁かれている(?)ようで実際それは否定しませんが(笑)、ヒアルロン酸やボトックスもご希望の方にはちゃんと打っているんですよ。今日も今からファインラインとボトックスを打つ準備中に一息入れているところです。

クリニックFのスタッフは以前他の美容クリニックで働いていた経験も豊富なため、他院のドクターと比較して僕がどう違うか、良いところ悪いところ含め、びしばしと指摘を受けます。

医者は医者同士でそういう違いを意識しながら先輩ドクターや他のドクターを見ることはあまりありませんし、ましてや自分自身の注入技術を客観的に見ることはありませんから、けっこうスタッフの話の中から、自分の接客技術向上のヒントをもらうことがたまにあるんですよね。

介助についているナースや、患者さんからの要望や時に愚痴を聞いている受付やセラピストの方が、医者よりも患者さんの気持ちをわかっている、ということは往々にしてあるものです。

ありがたいことにこのブログを読んでいるドクターも多いと聞いていますので、今日は僕がもらったそのヒントをいくつかご紹介したいと思います。

ヒアルロン酸の場合。

曰く

ヒアルロン酸を打つのがうまい、とされるドクターと、打つのが下手とされるドクターの違いがどこにあるかご存知ですか? 腕の違いは当然ありますが、そこにプラスアルファ=患者さんが「うまい」と思う(時に錯覚する(笑)パフォーマンス・プレゼンテーションの違い、ということがあるそうです。

腕の違いはどこで見分けるかといえば、

①選択する商材の良し悪し

②注入する箇所

③深さ

④角度

⑤量

⑥センス

というものがあります。

・・・ちょっと患者さんに呼ばれてしまったので、この続きはのちほど。


FA宣言?

毛穴やにきび跡、肌のざらつきやキメに効果のあるフラクセルⅡとアファームに関する患者さんからのお問い合わせが増えてきました。

すこし前まではパールに関する質問が多かったのですが、ありがたいことにこのブログを読んでくださっている方が多いようで

「先生がブログで書いていたフラクショナルレーザーをやってみたいんですけど・・・」

と言われるのです。

ただつい専門的な書き方をしてしまうせいで、いまひとつ両者の違いがわからずどちらを照射すべきか悩まれる方も多いようです。

確かにレーザーの場合、医師から見てこの人にはこのレーザーが良い、というだけではだめなことがあるんですよ。特にクリニックFのように、患者さんがレーザー好きが多く、質問も

「今日のパールを当てた深さはなんミリくらいですか?」

なんていう非常にマニアックなものがあったりするようなところでは、医者の意見とは別に患者さん自身が気に入るものと気に入らないものとがあったりするのです。

なので、カウンセリング時の僕の役割としては、できるだけわかりやすく各機械の説明をし、どの機械を選ぶかは最終的に患者さんに判断を委ねるようにしているのですが、フラクセルとアファームだけは患者さんにとっても特殊なレーザーのようで、

「どっちもやってみたいです!」

と言われるのです。

そこで、フラクセルとアファームどちらも試してみたい、という方に今回特別に

「FAセット」

を作ろうかと思っています。

フラクセルⅡ (F) と  アファーム (A) のどちらも体験できるというお得なセットです。

範囲は、顔のおでこと顎を除いた頬と鼻の部分。ちょうど毛穴やニキビ跡が気になるところに照射します。

金額94500円(税込み)

フラクセルⅡとアファームのどちらかご希望のものを先に照射し、3週間以上あけた後に、もう一方のレーザーを照射します。

それによってどちらがどうだったか効果や感触の比較が出来るわけです。そしてお好みの方をその先は定期的に打っていけばよいことになります。

今年のレーザーで話題を独占したこの2機をぜひこの機会に試してみてください。

取り急ぎ期間は11月30日まで。評判が良かったら期間を延長します。


火傷跡と色素沈着

火傷跡や手術跡、またアトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎による色素沈着で悩まれている方からご相談を受けることがあります。

こうした悩みは友人にも家族にも言えず、保険診療の病院では保険適応外となる場合も多いですから、ひとりでずっと悩みを抱えていることもあるようです。

レーザーはこうした皮膚の状態に効果を出すデバイスとしては非常に有効ですから、ぜひひとりで悩まれている方はメールでもお電話でも気軽にご相談頂ければ、と思います。レーザーだけを使っていくのではなく、症状によってはレチノイン酸などの外用薬と併用して治療を進めていくことで、必ず良くなっていきます。

「鏡を見るのが憂鬱」

という状態は、実は驚くほどストレスや負荷が心身ともにかかるものなのですよ。

クリニックFで、

「メイクしたりおしゃれするのが楽しい! 外に出たり人に会うのが楽しい!」

という状態を作るお手伝いをできたら、と思っています。


カテゴリー