3月にオーランドで行われた米国レーザー学会(ASLMS)で発表をして来ました。
演題は
“Non-ablative Treatment of Melasma utilizing a Q-Switched Nd:YAG Laser peel assisted with a topical carbon photoenhancer lotion, and adjunctive treatment with 633 nm Red Led Light”
邦訳「カーボンアシストQスイッチ&ロングパルスNdYAGレーザーピーリングと赤色LEDの併用療法による肝斑治療ついて」
です。米国レーザー学会ASLMSはAmerican Society for Laser Medicine and Surgery の略です。
コロラドスプリングスホテルはディズニーワールドの中にあります。きっとフロリダのこの地域は沼地だったのでしょうが、地形を生かしてすばらしい保養所にしています。
人口の砂浜がありきれいなのですが、池の中にはワニがいて、残念ながら泳げません。
左はマックス社社長のヘイリャン氏。エ ール大学の機械工学科を卒業し、MBAも持つ、いわばメカが分かる社長ですね。
右が私の講演を聴いて、興味を持って質問してきたフランス人のDrです。名前は失念してしまいました。
彼はサーマクールを目の上に照射し、瞼の引き締めを計るという治験を行い、今回の学会で発表したミシガン大学のBrian Biesman医師です。
ちょうど私と同じレーザー(Spectra VRMマックスピールの機械)を持っていたので、その話題で盛り上がりました。
さまざまなレーザーが展示されます。
この中を歩いていると、数年先に出るレーザーの話題が手に入ります。
レーザー機器は非常に高価なので、購入する機械の選択は相当慎重に行います。
会場内を歩いているとどう考えても怪しいものもありますが、10のブースのうち1つは人だかりがあります。
そこでじっと話を聞いて、自分の医学知識に照らし合わせて考えて、“これは”というものを購入するのです。
今年も、昨年登場したフラクセルの話題が一人勝ちでした。
この機器は、レーザー治療の標準を塗り替えるような機器に成ると思いますよ。