そういえばロンドンでインサイドヘッド2が公開されていたので原語で観てきました。
前作インサイドヘッド(inside out)やアナ雪のヒットを超えて一大ブームになっている様ですね。
子供向けの映画の中に、大人も納得させる要素をうまく組み込むのがDisney & PIXAR の技術ですよね。
今はお盆の季節ですが、リメンバーミーも素晴らしかったです。
ちなみに第1作目の五つの感情は脳内伝達物質で説明がつくと思います。
1. **ヨロコビJOY (喜び/幸福)**
– **セロトニン**:気分を安定させ、幸福感を感じる際に重要な役割を果たします。
– **ドーパミン**:報酬や快感に関連し、満足感や喜びを感じる際に分泌されます。
2. **イカリ ANGER (怒り)**
– **ノルアドレナリン**:ストレス反応に関連し、怒りや闘争反応を引き起こします。
3. **ムカムカ DISGUST(嫌悪感)**
– **ドーパミンの低下**:ドーパミンが減少すると、不快感や嫌悪感を感じることがあります。
4. **ビビリ FEAR (恐怖)**
– **アドレナリン**:恐怖を感じた際に分泌され、身体を即座に行動させる準備をします。
5. **カナシミ SADNESS (悲しみ)**
– **セロトニンの低下**:セロトニンの低下が悲しみやうつ状態に関連しています。
これらの伝達物質は、感情の一部を調整する役割を果たしているものの、感情の表現には複数の神経系が関与しています。
今回主人公が思春期を迎えた新たに入った感情はシンパイ(Anxiety)、Envy(嫉妬)、Embarassment(恥)、Ennui(アンニュイ)ですが、この4つの感情に関連する脳内伝達物質を簡単に説明します。
1. **シンパイ(不安)**:
– 主に**ノルアドレナリン**や**コルチゾール**が関与します。不安やストレスに対する反応としてこれらの物質が増加します。
2. **イイナー(羨望)**:
– 羨望や社会的な比較には、**ドーパミン**が関与することがあります。他者の成功や幸運を見て、自分もそれを手に入れたいという願望が生じる際にドーパミンが活性化します。
3. **ダリィ(倦怠感・疲労感)**:
– **セロトニン**や**GABA(γ-アミノ酪酸)**の低下が関与することがあります。これらの物質が不足すると、倦怠感やモチベーションの低下を感じやすくなります。
4. **ハズカシ(羞恥心)**:
– **アドレナリン**や**セロトニン**が関与することがあります。羞恥心を感じると、アドレナリンが放出され、体が緊張しやすくなります。
感情は多くの要因に影響されるため、これらの伝達物質が単独で作用するわけではなく、ホルモンバランスなどが複合的に働いています。
突然湧き上がった感情を脳内伝達物質のためだと考えると、自分の内面も理解しやすくなりますよね。