サンクトペテルブルグからモスクワへの旅も終わりに近づいています。
最終日はとても天気に恵まれて、観光日和でした。
ホテルから荷物を持ち出し、モスクワ空港行きの電車に乗り込んだ時のこと。
電車の出発前に、雲が移動する速度が随分速いなあ・・・と思っていたところ、
そのわずか数分後。
空模様が一変し大雨が降り出したのです。
あまりに急激な天気の変わり様にビックリ。緯度が高いとこういうことがあるのでしょうか?
さらに、ゴツゴツと何やら石が飛んでくるような音がしてきました。
写真でわかりますか?
隣のホームに落ちる雹(ヒョウ)です。
7月なのにも関わらず、大きさも一センチ大ぐらいの氷の粒がいきなり降って来たのです。
こんなに大きなヒョウを、僕は生まれて初めて見ました。
空港行きの電車に乗り込んでから5分も経過していませんので、まさに間一髪の出来事。
しかしながら、空港でもこの悪天候は変わらず。
悪天候のため2時間の出発ディレイを余儀なくされました。
帰国後はすぐにクリニックに向かったのですが、いくつか診察予約の変更をさせていただくことになりました。こちらのブログに続きます。
ともあれ、無事全日程を終えることが出来、帰国もできましたので感謝です。
国際フラーレン(ナノカーボン)学会発表で滞在したサンクトペテルブルグとモスクワの出張を終え、これで新国際学会周遊記ロシア編はおしまいです。