新宿パークハイアットホテルの最上階にあるニューヨークバーに行ってきました。ここは8時から本場アメリカから来日するジャズミュージシャンがライブをやるのです。
高層ビルの階下に見える景色はマンハッタンの摩天楼そのもの。
行った時間が早かったので、窓際の、しかもピアノ側の席が取れました。クラシックと違い、ジャズピアノはの鍵盤の動きは独特で、とても興味深かったですよ。
月末で忙しい日々を送っていますが、音楽は清涼剤ですね。
新宿パークハイアットホテルの最上階にあるニューヨークバーに行ってきました。ここは8時から本場アメリカから来日するジャズミュージシャンがライブをやるのです。
高層ビルの階下に見える景色はマンハッタンの摩天楼そのもの。
行った時間が早かったので、窓際の、しかもピアノ側の席が取れました。クラシックと違い、ジャズピアノはの鍵盤の動きは独特で、とても興味深かったですよ。
月末で忙しい日々を送っていますが、音楽は清涼剤ですね。
医者になってから約12年間は、大学病院にいたこともあり、 夏休み以外の休みはほとんどありませんでした。
思い返して見れば正月もどこかの病院で当直。自宅で迎えられないのは当たり前でしたね。
大学を離れてからここ数年、ようやくゴールデンウィークの中で1日~2日休める日が出来、
「どう過ごそう」
なんて、考えられるようになりましたが、これは嬉しい悩みですよね。
クリニックFの今年のゴールデンウィークは
4月29日と5月3日を開院し、5月4-6日を休みにすることにしました。このところ海外出張が多かったので、国内でゆっくりしようと思っています。
というわけで、今日は祝日ですが、朝から患者さんを診ています。
この写真は何の意味もありませんが、今年の2月のエジプト出張講演の時に携帯電話で撮ったピラミッドです。確かラクダに乗っているときに撮ったのですよ。PCを整理していたら偶然でてきました。
ゴールデンウィークにエジプトに行く人もいるんだろうな。
素晴らしいところでしたよ。
ここのところ、患者さんに立て続けに
「コラーゲンを飲んでいるのだけれど、本当に肌に良いのでしょうか?」
という質問を受けます。
これって、どうなんでしょう?
コラーゲンはタンパク質の一種です。この図のように三つのらせん状のタンパク質が絡まった構造をしています。この大きな物質が、消化管から体内に取り込まれるためには、少なくとも分子量100程度のアミノ酸まで分解されないといけません。
つまり、コラーゲンの骨格がそのまま体内に吸収されるわけではないのです。
では、コラーゲンを食べる(飲む)ことで、分解吸収されたアミノ酸の、栄養効率はどうなのでしょう? はたしてコラーゲンを作るのに役立つのでしょうか?
人間の体では、20種類のアミノ酸が必要です。
コラーゲンに含まれるアミノ酸は、リジンやプロリン、グリシンを多く含む半面で、必須アミノ酸であるトリプトファンを全く含まないといった偏在した性質があります。つまり、コラーゲンよりももっと効率よくアミノ酸を摂取できる物質は他に数多くあるのです。
実際にはアミノ酸は、タンパク質をはじめとした栄養を含んでいる食品類をバランスよくとっていれば摂取量が不足することはありませんので、「コラーゲンを新生するための栄養素として意味がある」とっいった議論も否定されるのです。
つまり、「肌に良いのでコラーゲンを飲む」という仮説を、医学的に立証するには、少々無理があるということです。この仮説を支持する医師は、おそらくいないでしょう。こういった視点でこれらの健康食品や飲料の広告を改めて見てみると、どこにも肌に効くとは書いていません。これが広告のマジックなのでしょう。不思議ですよね。
コラーゲンは化粧品に配合すると、保湿効果がありますので、保湿剤という点では意義はあります。ですが、化粧品に配合したコラーゲンが肌に浸透するものではありません。(最近はマイクロコラーゲンといった肌に浸透する細切れのコラーゲンがあるということですが、医学的に実証はされていません。)
「皮下のコラーゲンを増やすには、現状ではレーザーや光治療器を使用するしかない」
というのが僕の持論です。
クリニックFには男性の経営者の方が多くいらっしゃいます。
米国では経営者や政治家などの男性が、レーザーの施術をすることが常識になりつつありますが、日本でそうした施術を求めてクリニックFを選んでくださる方が多くいらっしゃるのはうれしいことです。
先日も毎月いらっしゃる、ある経営者の方と施術後に話していて、偶然カルフォルニアワインの話になったのです。
そうしたところ彼が
「実はバブルの前、誰も眼をつけていなかったときに、俺が初めてオーパスワンを日本に輸入したんだよ。」
とおっしゃるではないですか。
「ワイン好きだったらプレゼントしますよ。」
と言われて、翌日彼から届いたのがこの3本のオーパスワンです。
御存知の方も多いと思いますが、オーパスワンは、カリフォルニアとボルドーのワイン界を代表するふたり、
ロバート・モンダヴィワイナリーの創業者ロバート・モンダヴィ(Robert Mondavi)
と
シャトームートンロートシルトのオーナー=バロン・フィリップ・ロスチャイルド(Baron Philippine de Rothschild)
とのジョイントベンチャーで1979年に生まれたボルドースタイルのワインです。
ラベルにはその二人の横顔とサインが連なって描かれているのですが、この写真でわかりますか?
音楽好きな僕としては、やはりこの名前にぐっと来るんですよね。
オーパスワン(Opus One)とは、音楽用語です。「作品番号1番」と訳せばよいでしょうか。
命名はバロン・フィリップ。
「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ」
血のにじむような苦労と、気の遠くなるようなコストをかけて生まれたこのワイン。
僕みたいな若輩者に勿体ないような高級ワインですが、大切に頂きます。
ありがとうございます。
今週はあるクリニックのドクターから御依頼を受け、スタッフ研修をクリニックFで行いました。
すでに保険診療のクリニックを開業されているのですが、別のフロアに美容皮膚科を設けられるにあたって院内の見学方々接遇や技術研修を行ってもらえないか、ということなのです。
最近クリニック経営に関わる御相談とは別に、こうした現場のオペレーションに関連する御相談を受けることが増えています。
確かに保険診療と全く「常識」が異なるこの世界では、初めて開業されるときに保険診療のクリニックでは想定しきれなかった事態やトラブルに悩むことも多いので、先人に頼ることで早道を抜けていくことが出来ます。
僕のクリニックでは問診表ひとつ同意書ひとつとっても試行錯誤を重ねてきた結果
「これで行こう」
と決めたものばかりなので、こうしたものについてお話しするだけでも大変喜ばれるのですよね。
長年培ったノウハウをもとに、作成してきたクリニックF 「受付・接遇マニュアル」はこんなに厚みが出てきました。このテキストを使用して、研修を行ったのです。
クリニックの休診日を使って昼から夕方まで6時間ほどかけて行った今回の研修では、顧客管理の仕方や売上管理についてお話させて頂いたり、患者さんの迎え方、話の仕方、クレンジングやマッサージのテクニック・・・など、短い時間に通常だと3~4日かけて行う内容をぎっしり詰め込んで密度の高いものができたのではないかと思っています。
自分が今まで苦労して築いてきたノウハウが、こうして他のドクターのクリニックで役立つのはとても光栄なことです。
今後もぜひ行っていきたいライフワークのひとつですね。