TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

Zeltiq社の開催による秘密のカクテルパーティ

今回の米国レーザー医学会開催中のある夜に、あるご縁でホテルのスウィートルームの一室で開催されたカクテルパーティーに参加させていただきました。

Zeltiq2

Suite

部屋からの眺め。

このパーティーはZeltiqという会社の開催でした。

この会社は医師の専門チームを作って、いわゆる痩身、特に部分痩せに効く画期的な機器を開発中なのです。

Zeltiq

昨年NYで開催され、僕も参加したコントロバーシー&カンバセーションズ(ハーバード大学のレーザー研究機関のウェルマン研究所出身者によるアメリカレーザー学会)でも、この会社のパーティーに呼んでいただいたのですが、その時に次ぐ研究結果を聞かせていただきました。

結果は素晴らしい。これは本物ですね。

実は秘密保持契約をした後にこの会に参加したので、詳しいことはまだ言えません。が、おそらく来年中には世界をあっと言わせる機器がこの会社から誕生しますよ。


秘密のカクテルパーティー

今回の米国レーザー医学会開催中のある夜に、ある縁でホテルのスウィートルームの一室で開催されたカクテルパーティーに参加させていただきました。

スウィートルームの窓からのビューは巣晴らしいです。

このパーティーはZeltiqという会社の開催でした。この会社は医師の専門チームを作って、いわゆる痩身、特に部分痩せに効く画期的な機器を開発中なのです。

昨年NYで開催され、僕も参加したコントロバーシー&カンバセーションズ(ハーバード大学のレーザー研究機関のウェルマン研究所出身者によるアメリカレーザー学会)でも、この会社のパーティーに呼んでいただいたのですが、その時に次ぐ研究結果を聞かせていただきました。

結果は素晴らしい。これは本物ですね。

実は秘密保持契約をした後にこの会に参加したので、詳しいことはまだ言えません。が、おそらく来年中には世界をあっと言わせる機器がこの会社から誕生しますよ。


Mark Tager MD

学会も三日目となり僕もスーツをやめて、ラフな格好で学会に臨みます。

オーロラ、e-light、ギャラクシーなどで有名な、イスラエルのシネロン社のブースを歩いていると、見覚えのある顔が…。

MDの資格を持ちながら、シネロン社でマーケティング部門のトップを務めているマーク・テイガー医師でした。

彼は僕の顔を見るなり、

「良いところで会った! 君に見せたいものがある!!」

と、なにやら奥の荷物置き場に取りに行きます。

なんだろうと待っていると、持ってきたのは2週間後に出版されるという彼の書いた本の最終原稿でした。

パラパラとめくっていると、スペシャルサンクスのページに

Takahiro Fujimoto

と僕の名前が載っているではないですか!!

この本こそ、彼の最初の著作である、

「美容レーザークリニックのマネジメント」

という本でした。僕がMBAホルダーであることを彼は覚えてくれていて、日本でこの本を出すときには監修をしないかと頼まれました。

もちろん快諾して、出版前の本をざっと読ませていただきました。メディカルスパについてのマネジメント本はありますが、美容レーザークリニックに特化したものはまだありません。

この本には、はじめての患者さんからの電話の応対や、メニューの作成、クレームの対応など、医師免許を持っている著者が、医師の立場に立って知りたい内容が書かれています。

日本でも販売されたら、読みたい人が多いのではないでしょうか。どこか医学書に強くて版権をとってくれる出版社があるといいんですけどね。

学会会場ではオークションが開催されています。

ちなみにシネロンは新しいフラクショナルアプリケーターである「マトリックスIR」を出品していましたよ。


シネロン社マーク・テイガー医師

学会も三日目となり僕もスーツをやめて、ラフな格好で学会に臨みます。

オーロラ、e-light、ギャラクシーなどで有名な、イスラエルのシネロン社のブースを歩いていると、見覚えのある顔が…。

MDの資格を持ちながら、シネロン社でマーケティング部門のトップを務めているマーク・テイガー医師でした。

Mark彼は僕の顔を見るなり、

「良いところで会った! 君に見せたいものがある!!」

と、なにやら奥の荷物置き場に取りに行きます。

なんだろうと待っていると、持ってきたのは2週間後に出版されるという彼の書いた本の最終原稿でした。

パラパラとめくっていると、スペシャルサンクスのページに

Takahiro Fujimoto

と僕の名前が載っているではないですか!!

この本こそ、彼の最初の著作である、

「美容レーザークリニックのマネジメント」

という本でした。僕がMBAホルダーであることを彼は覚えてくれていて、日本でこの本を出すときには監修をしないかと頼まれました。

もちろん快諾して、出版前の本をざっと読ませていただきました。メディカルスパについてのマネジメント本はありますが、美容レーザークリニックに特化したものはまだありません。

この本には、はじめての患者さんからの電話の応対や、メニューの作成、クレームの対応など、医師免許を持っている著者が、医師の立場に立って知りたい内容が書かれています。

日本でも販売されたら、読みたい人が多いのではないでしょうか。


ロックス・アンダソン

モニターに写っているのは、ハーバード大学のロックス・アンダソンです。

ロックスは、1983年にセレクティブ・フォト・サーモライシス(選択的熱融解理論)という、レーザー医療の発祥の根拠となる理論についての論文を「サイエンス」という由緒ある科学雑誌に投稿し、その功績で30代の半ばでハーバード大学の教授になったレーザー医学会きっての秀才です。

教授になった年齢が若かったため、いまだにハーバードのレーザー研究所であるウェルマンラボのトップにいて、常にレーザー医学会を牽引する人物の一人です。

フルモト氏の追悼講演の後にロックス・アンダソンが、レーザー機器の開発に関わる話を4つしましたが、どれも説得力があり、さすがレーザー界の大御所ともいえる講演でした。

中でも

“Going all the way to Impact”

の演題は非常に面白く、

「解決すべき価値のある問題」

が、医学の進歩にはもっとも必要なことで、失敗をして問題が発生したときに、その問題が解決の価値があるかどうかを見極める必要がある。この解決すべき問題の解決策を考えることで常に医学が進歩する。

さらにこの問題を解くためには理論から攻める学問的なアプローチと、実証から攻める産業的なアプローチの二通りがあり、どちらの方法も試しうるが、医学的なアプローチはむしろ産業的なアプローチに近い。

というような話でした。

あまりに理路整然とした内容に、講演が終わると会場の誰もが徐々に立ち上がり、拍手をしました。

さながら映画の1シーンの様でしたよ。


カテゴリー