クリニックFは、フェイシャルのレーザー・光治療が専門ですので、あまり痩身機器については導入をしていないのですが、現在採用している痩身のための機器が二つあります。
一つは、開発テストにもかかわった進化型EMSシステムであるACBODYです。
この機器は効率よく深部筋肉を鍛えることができるので、特に筋肉量が少なくて、基礎代謝量が少ない女性に対して特に効果的です。
もうひとつはINDIBA社MD570
3種類あるインディバの医療用機器で、最も高スペックなものです。
皮下脂肪が“ラード”のように固くなっている場合、深部加温するこの機器を使用します。
今回参加した米国皮膚科学会でも、痩身の機器で、さまざまなものが発売されていました。
こちら、アルマレーザー社の アクセントウルトラ。
痩身の機器でもこの会社の名前が挙がることが多くなりましたね。
今回訪れたAAD全米皮膚科学会展示会場で、ちょっと驚いた話は、
サイノシュアのブースの中に
スムーズシェイプが置かれていたこと。
買収されたのだそうです。
ここ数年、メディカル痩身の機器は、新機種が出てきても、思ったほど効果がなく数年で消えてしまうものばかり。
それぞれの分野にもう少し役者がそろって欲しい感はありますね。
そんな中でもやはり頭一つ超えた実績を持つのはこの表題の
「ゼルティック」です。
このような吸着カップの中に脂肪を入れて、冷却することで脂肪細胞の壊死を誘導するというもの。
この機器が構想段階だったころからこのメーカーとはお付き合いがありますが、肥満といわれる人口が多いアメリカでは、現在爆発的に販売されているようです。
日本の市場もブームはそろそろなのではないでしょうか?
以前よりやりたかった仕事の一つに、効果のある機器を並べた痩身専門のクリニックを作るということ。
つまり、フェイシャル専門のクリニックFではなく、ボディ専門のクリニックBを作ってみたいんですよね。