秋の東京で好きな風景はいくつかあると思うのですが、青山外苑前の銀杏並木はこの季節すばらしいですよね。
僕は青山外苑前クリニックの前院長だったので、この場所には縁があったのではないかと思っています。
今日の朝、車で通過したのですが、あまりに綺麗なので引き返して写真に収めてしまいました。写真をとっている人が何人もいましたよ。
秋の東京で好きな風景はいくつかあると思うのですが、青山外苑前の銀杏並木はこの季節すばらしいですよね。
僕は青山外苑前クリニックの前院長だったので、この場所には縁があったのではないかと思っています。
今日の朝、車で通過したのですが、あまりに綺麗なので引き返して写真に収めてしまいました。写真をとっている人が何人もいましたよ。
今日は六本木ヒルズクラブで打ち合わせがありました。若手の異業種交流会のようなものです。医師、弁護士、検事、IT、PR、雑誌社の方々、その他、社会の第一線で働いている人たちの月1回の集まりなのです。
こういった会に参加すると普段使わない部分の脳が活性化されますね。ビジネスマンとして社会のニーズを取り違えはいけないと思います。僕たち医師も、友人からでなければ、良い意見を聞けません。貴重な会だと思いますよ。
夜に六本木ヒルズのけやき坂を歩きましたが、やはりクリスマスシーズンは綺麗ですね。写真に残しました。
あのトマス・エジソンは、ひとつの予言を残しているのだそうです。
「未来の医師は、薬を使わず、食事を重視し、病気の本来の原因を探し、予防するという、人間の基本を大事にして治療をするであろう。」
エジソンは1931年に亡くなりましたが、この予言にある「未来の医師」に僕もなりたいと、とある勉強会に23日、参加してきました。
会場はホテルサンルート品川シーサイドというところです。先日のJMECのトータルアンチエイジングセミナーで、一緒に講演した溝口徹先生を中心に行っている「分子整合栄養医学」という学問の勉強会に行ってきたのです。
「分子整合栄養医学」・・・なんだか耳慣れない言葉ですよね。
この学問はノーベル賞を二回受賞したライナス・ポーリング博士の提唱された「分子整合栄養学」を元に、カナダで未だ91歳で現役医師をしているエイブラハム・ホッファー博士や、分子栄養学研究所の金子雅俊先生らを中心に40年前から行われているものだということです。
ホッファー博士はナイアシンを中心としたメガビタミン療法で、うつ病や統合失調症を治す治療を行ってきたことで有名な博士です。
彼らの長年の臨床実験データを元に、わずかな血液データの変動を捕らえて、一見正常範囲にある血液データからその異常を発見し、体内の微量ビタミンや、ミネラルなどを大量に摂取して補正することで、不足を補ってゆく方法は画期的でした。
実は医学部では栄養についての講義がありません。医者は健康と病気についての専門家であるべきなのに、その健康の土台となる栄養学について学部で学ぶことがない、という恐ろしい現実があります。僕自身はといえば、母親が栄養士の資格を持っていたこともあり、栄養学については細かい知識を教えられてきたと思っていました。でも、実際の臨床の現場でその知識を使うチャンスはあまりなかったのです。
また、僕自身、長年健康診断を受けていますが、ここ数年、「異常なし」というデータをもらい続けています。しかしながら、長年人間ドックをやって、「異常なし」のデータをもらっている患者さんが、半年後にガンになってなくなってしまうことも医師として経験してきました。今検診でもらうデータは過去のもので、決して未来を保障してもらえるものではないのですよね。
実際クリニックで診療する患者さんで美容の相談と一緒に「眠りが浅い」「倦怠感がある」「うつっぽい」「やる気が出ない」「むくみがひどい」「冷えや肩こりがなかなか治らない」「婦人科系の症状に悩まされている」・・・と言ったことを訴える方が多い最近ですが、こういった患者さんを人間ドックのようなもので調べても、実際今の医学で断定できる「病気」の人は少なかったりします。美容医療では、「ホルモン補填療法」を適用させる場合も増えてきましたが、僕自身はまだホルモン療法には疑問点もある。その点で、栄養療法というのは毎日の食生活を見直すきっかけにもなりますし、美容と健康、そしてアンチエイジングを根本から考え直すチャンスにもなる。僕自身の次の展開を考えても非常におもしろかったですよ。
僕もこの冬カナダに行って、エイブラハム・ホッファー博士に会ってこようと思います。報告は、またこのブログでしますね。
フラクセルの進化版といわれているCYNOSURE社のAFFIRMのデモ機を使える機会がありました。会社のご好意で数日貸していただけたのです。
これが、スタイリッシュでなかなかかっこいいのです。アファームは針を打ち込むように表皮の一部を凝固させる方式をとりますが、青い色を顔に塗って光学マウスの原理を使用するスキャナ方式のフラクセルと違って、スタンプ状に肌に打ち込む形式です。
使用する波長も、エルビウムグラス(1550ナノメーター)レーザーのフラクセルとは違う、エルビウムヤグ(1440ナノメーター)のものです。前評判では、波長の関係上、アファームのほうが浅い部位(300マイクロメーターで、フラクセルの半分です)にしか届かないので、効果が弱いのではということでした。
ところが、実際にフラクセルを体験したことのある患者さん数人に施術をしてみると、非常に評判が良いのです。痛みはフラクセルより弱いし、青い色素を塗らないのが楽。効果もほとんど変らないと。
いやー、新しいクリニックで導入したくなっちゃいました。高瀬さん、スペシャルプライスを出してくれないですかね??
ここ一年余り、開発を続けてきたジェルがようやく完成しました。その名も『ACIES スキンコンディショニング・モイスチャー・ジェル』
このACIESというブランドで作る化粧品は、クリニックにおける皮膚レーザー治療後に処方される製品として設計しました。
化粧品の効果として想定される、5つの効果に対して、それぞれ最も適した素材を入れることにしたのです。
保湿効果の保護(PROTECT) として、蚕の繭より抽出した 黄色セリシン
コラーゲンを作る線維芽細胞の活性(VITALIZE) として ハトムギエキス
ヒアルロン酸の産生(PRODUCE) として カンゾウ根エキス
活性酸素の排出(DETOXICATE) として オリーブ葉エキス
皮膚劣化の抑制(INHIBIT) として ヘマトコッカスプルビアリス油(アスタキサンチン)
を使用したわけです。
このように化粧品の効能をコンパートメントに分けると、よりすぐれた原材料が生まれた場合に、その原料のみを入れ替えればよいと言うことになるのです。
8400円で販売しています。お問い合わせください。