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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■ヨーロッパ4ヶ国巡り 2012年1月(22) ラデツキー将軍が持ち帰ったカツレツ

おはようございます。

今日2月29日(水)の東京は大雪。といっても、この程度で「大雪」なんて言ってしまうと北国の方に笑われてしまうかもしれませんが。Img_1423

クリニックFの目の前にある上智大学もすっかり雪景色です。

僕のほうはといえば、クリニックFは開院日ですので、朝からこんな格好で出勤してきました。

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もこもこです(笑)。

診療開始前に、毎月行っている医薬系企業との打ち合わせがありましたので、いつもより早めに出勤しましたよ。

うるう(閏)年の今年。僕は機械式時計が好きで、永久カレンダーが4年に1度の役割を果たすこの日をいつも楽しみに待っています。

今日も日付を示す針が29日になり、ちょっと感動しています(笑)。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」は、引き続き年始に訪れたオーストリアのウィーンブログ。

今回は、オーストリアの食事についてすこしご紹介しておきますね。

書きたいことが多すぎて、なかなか終わりません。予定ではあと二つでウィーンについては書き終わり、ロンドンに場所を移す予定です。

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オーストリア・・・ハプスブルク王朝の多民族国家では、様々な国の多彩な食文化が融合して今のオーストリアの食が出来上がったと言われています。

その中で僕が好きなのは、ヴィーナー・シュニッツェル。

ヨハン・ヨーゼフ・ヴェンツェル・フォン・ラデツキー伯爵。つまり、ラデツキー将軍がイタリア(ナポリという説もあるのですが)から持ち帰った、いわゆる「ミラノ風カツレツ」です。

揚げたてにレモンを絞ってかけると本当においしいですよね。

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ラデツキー行進曲と言えば、ニューイヤーコンサートの締めの曲の一つですよね。

こちら、2012年のニューイヤーコンサートの映像を見つけました。

音楽を演奏していても楽しそうですよね。

音楽って素晴らしいなあと思います。


■ヨーロッパ4ヶ国巡り 2012年1月(21) Mozarthaus Vienna ウィーン・モーツァルトハウス

おはようございます。

しばらく海外出張のない2月。今日も僕は朝から東京・四谷にいます。

最近ショックだったことは、先日折れたゴルフのクラブ、「修理不可能」と判断されたこと・・・。

旧シリーズのものなので、シャフトを替えるだけで、現行の新品よりもかなり高くつくらしいのです。ウッドはシャフトを揃えているからなあ。

7番ウッド・・・(涙)。

さて、気を取り直して(笑)、久しぶりにウィーン出張記に戻ります。

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シュテファン寺院を出て、裏手に回ります。

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このすぐ先の路地には、1756年生まれのモーツァルトが、1784年から87年まで暮らした家があるのです。

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こちらの路地を右に曲がると、見えてきました。

モーツァルトハウス。

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こちらの建物ですね。青く細長いポスターのようなもの、見えますか?

モーツァルトの横顔です。

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Vの字の上に流れるようなMが。

「Mozarthaus Vienna」と書いてありますね。

階段を上がった先がモーツァルトの住んだ部屋です。

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この家でオペラ「フィガロの結婚」が作られたのです。

モーツァルトにとってこの家で暮らした28歳から31歳は、最も幸せだった時期だと言われています。

ちょうど映画「アマデウス」で描写された時代ですね。

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200年以上前の話ですので、内装は白く塗り替えられていますが、

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一部分、モーツァルトの住んでいた時代と想定される壁紙が保存されていました。

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こちらが窓からの景色。

この景色を眺めてモーツァルトが「フィガロの結婚」の筆を進めていたと思うと感無量ですね。


DEKA社スキンセラピーワークショップ、最新RF事情、Pennesの生体伝熱方程式

おはようございます。

都心部は朝から晴れていますが、その分花粉がだいぶ飛んでいるようで、出勤の途中でマスクの人を多く見かけました。

今日2月27日(月)もクリニックFの診療日。四谷に一日いる予定です。

東京マラソンが開催された昨日の日曜日は、東京・御殿山にあるホテルラフォーレで開催されたイタリアのレーザーメーカーであるDEKA社主催のワークショップに講師として呼んでいただきました。

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今回のセミナーで話をさせていただいた点は二つあります。

一つは、RFとCO2フラクショナルレーザー機器を組み合わせたスマートサイドスクエア治療。

RFについては、最近学んでいる工学部の知識を生かして、Pennesの生体伝熱方程式の変形を用いて説明させていただきました。

Penne

もともとPennesの生体伝熱方程式は、血流がある場合の皮膚温の温度伝搬を調べる数式なのですが、RFによって加えられるエネルギーを計算すると、皮膚温の上昇度合いがわかりますし、皮下血流量が多ければ多いほど、伝達率が上がることがわかります。

RF機器は計算式さえわかっていれば、スクエアのRF機能単体で、サーマクールやタイタンに近いリフティングやタイトニング施術に利用することもできますので、応用範囲も広がりそうですね。

そして、DEKA社のトピックスと言えば、やはり、眼瞼拳上のレーザーである「マドンナリフト・アイ」です。

クリニックFでも多くの施術をしているうちに、痛みがより少なく、より効果が出る方法がさらにわかってきました。

球体である眼瞼上部に照射する場合、患者さんの安心感を増すために、目のすぐ上ではなく、眉毛の下ぐらいから照射面積を広くして照射を始めます。

その後、徐々に照射面積を小さく細くして、瞼の下の方に移動してゆくと、痛みが少なく綺麗に照射してゆくことができます。

その上に、二重のラインを重ね打ちすることで、より自然できれいな二重瞼を作ることができますので、そうした説明もさせていただきました。

ちょうどワークショップにいらしていたクロスクリニックの石川浩一先生から、「マドンナリフト」という呼び方について、こんな御意見を頂きました。

「(「マドンナリフト」の名前の由来となったアーティストの)マドンナは、瞼だけでなく顔全体のリフトアップをこの機器でしていたので、顔全体の施術については“マドンナリフト”に、瞼を入れた目の周りの施術については“マドンナリフト・アイ”に、名前を区別/統一する方が混乱しないのでは?」

と御指摘を受けたのですが、まったく同感、その通りですよね。

クリニックFでも、今後は目の周りの施術を「マドンナリフト・アイ」と名称統一させていただこうと思います。

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ワークショップ後は、講師の実川皮フ科クリニックの実川久美子先生とロビーで施術についてディスカッションさせていただきましたが、とても勉強になりました。

医者をしていると、学生時代の仲間以外になかなか他院の先生方と交流をすることが難しい。これは単純に日々の診療や研究に忙殺されて時間や機会がないことが理由ですが、こうしたワークショップやセミナー、学会というのは様々な先輩方にもお会いできるとても良い機会になります。

客観的な指摘や様々な考え方に触れることは、やっぱり財産になりますからね。

僕も良い刺激をたくさん頂きました。

今週もまた1週間頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。


オペラ座の怪人の続編 「Love never dies ラブ・ネバー・ダイズ」

おはようございます。

今日2月25日(土)もクリニックFの診療日です。

2月最後の土曜日で、朝から大変混み合っていますが、今日もがんばってゆきたいと思います。

さて、今日は今週日本でも発売された、オペラ座の怪人のブルーレイディスクの話です。

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アンドリュー・ロイド・ウェバーのミュージカル「オペラ座の怪人」は先日25周年を迎えましたが、ロンドンでは続編が作られているのをご存知ですか?

ちょうどロンドンのアデルフィーシアターで2010年から2011年の10月ごろまで約1年間公演されていました。

実はこのアデルフィーシアターは、1992年に僕が初めてミュージカルを観た思い出の場所。ロンドンを旅行していた際、父の友人のイギリス人家族がチケットを取って招待してくれたんですよね。

ラブ・ネバー・ダイズの公演期間中、僕は4回もロンドンに滞在したにもかかわらず、残念ながら観る機会がないまま終幕を迎えてしまいました。

アンドリュー・ロイド・ウェバーは、オペラ座の怪人の続編について、「演出も舞台も素晴らしく、かなりの力作だ」と話していると聞いていました。

とはいえ、「オペラ座の怪人」が大好きな僕としては、1作目の完成度があまりに高かったので、果たして観るべきかどうか逡巡する気持ちもあったのです。

続編を見てがっかりしてしまうのが、ちょっと怖かったんですよね。

でも、その一方でファンとしては最新作のチェックはしておきたい。

揺れる気持ちを行きつ戻りつしつつ、時は流れ(笑)。

2012年現在、オーストラリアのシドニーで唯一観劇ができるのですが、そのメルボルン版がDVDで発売されました。悩んだ末に僕はアマゾンで予約注文。

一昨日届きましたので、早速観てみました。

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舞台は、前作から約10年後という設定。

仮面だけを残して姿を隠してしまった怪人は実は生きていて、大西洋を渡り、ニューヨークのコニーアイランドにある劇場主をしています。

前作でも登場した、マダム•ジリーとメグ•ジリー親子もこの劇団の主要なキャストとして劇団を支えています。

一方、クリスティーヌはラウル子爵と結婚。

男の子に恵まれて、10歳になる息子と三人でパリで暮らしていました。

そんなとき、クリスティーヌは、米国のオスカー•ハマースタイン氏(サウンドオブミュージックの作詞、脚本家のオスカー•ハマースタイン2世の名前を連想しますよね)がNYCに作り上げた、新たな劇場のこけら落としとして、NYの劇場にオペラ歌手として招待されます。

クリスティーヌがニューヨークに来るという噂を聞いた怪人は、密かに迎えの馬車を港に差し向け、クリスティーヌ家族を自分の劇場に招待するのです。

怪人は、この10歳の男の子と接した時に、彼の外見がラウルに似ず、芸術的な感性や音楽の才能がむしろ自分と似ていいることに気づいてしまいます。

この辺りがさまざまな憶測を呼び、予測しえない展開が起こり、結果として新たな結末へと導かれてゆくのです。これ以上はネタバレになってしまいますので、この辺りでやめておきますね。

映画版の結末などの他のオペラ座の怪人のストーリーと矛盾点はありませんし、一つの新しいミュージカルとして楽しめば、ストーリーも音楽も素晴らしいものが多いのですが、結論を言うと、僕は今一つ感情移入ができませんでした…。一年で公演が終わってしまったのもわかるような…。

完成された作品の、本編のストーリーを生かして続編を作るのは、本当に難しいのだと痛感しました。

例外的に正月に観た「ミッションインポッシブル4」はとても楽しめましたし、「007」シリーズも好きですが、それは各ミッションが独立して脚本できるからということと、やはり様々な意味でスケールが違うのかもしれませんね。

僕も何度も見てしまった、ミッション・インポッシブルのトム・クルーズ画像、こちらにリンクを貼っておきます。すごいメイキングです。


まぶたのたるみにマドンナリフト 医学と工学の研究の違い

おはようございます。

今日も天気が良いですね。気温も上がるようですよ。

今日2月24日(金)もクリニックFの診療日です。

昨日は木曜日の休診日。僕はいつものように、工学の勉強をする日。大学院の研究室にいました。

医学と工学とでは、レーザーに対する研究のアプローチが全く違います。

工学の分野では、精度と理論の素晴らしさが論文の取捨選択基準になりますが、これが医学ではいかに臨床利用に役立つかという基準で論文が書かれます。

そのため、医学博士論文を書いていた頃とは全く違ったアプローチを要求されますので、頭が活性化されますね。

ちなみに、僕が今回ここで研究しているテーマは、新しいレーザー機器開発の可能性について。

具体的には、ファイバーデリバリー形式のレーザーに対し、そのファイバー先端部を加工することで、レーザーを熱エネルギーに変換し、生体で利用してゆく機器の理論を解明し、臨床に応用できないかと考えているのです。

先端部が加工されたファイバーデリバリー形式のレーザーは、生体において蒸散系のレーザーとして応用できるのです。

ところが、この「加工」というのは、一言で言うと、ファイバー先端に、ある細工をして傷を付けることで、ヒューズ現象を人為的に起こすための加工であり、ここに今までは課題がありました。

ヒューズ現象が通常のファイバーレーザーで起こってしまいますと、正しい情報が伝達されなくなりますし、ファイバーを構成している主要素であるシリカを熱破壊し、ファイバーが融解するばかりか、逆行したエネルギーにより、レーザー機器本体にも害を及ぼすことにもなります。

工学部出身者のレーザー開発者は、この

「ヒューズ現象を起こさないため」

の研究を繰り返して行ってきたともいえるのです。

しかしながら、医学の観点でこのファイバーヒューズ現象を観察すると、ファイバーは消耗品として患者ごとに使い捨てれば良いです。

つまり、医療施術に利用・応用しやすい形で

人工的に 「いかにヒューズ現象を作り上げるか?」

ということが研究の論点になるのです。

こうした思考は、工学だけをバックグランドにした研究チームでは絶対に生まれない発想ですよね。

時に医学をバックグラウンドにするか、工学をバックグラウンドにするかでアプローチが正反対になってしまうということなのですが、そこがまた理系の研究の楽しいところ。

いよいよこの4月から、3年間の工学部博士課程も、後半のセメスターに入ります。

残りの1年半の期間で、より良い論文を書いてゆこうと思います。

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前置きが長くなってしまいましたが、今週の日曜日 東京マラソンの日に御殿山ガーデンホテルラフォーレ東京で医師を対象に開催される、イタリアのレーザー機器メーカーDEKA社のワークショップの講師に呼んで頂いています。

レーザー治療でも著名な先生方も多数ご参加されると聞いていますので、少し緊張します(笑)。

講演の内容はマドンナリフト。

「まぶたのたるみ」をとるために2010年頃から米国で始まった全く新しい施術ですが、昨年1年だけでも多くの論文が出てきて、技術的にも精度が上がりました。

眼球や、それを覆う瞼は、そもそも球体です。

僕も昨年から、数多くの施術をしてきたことで、球体に綺麗にレーザーを照射し、より効果を上げるコツを自分なりにつかんできました。

また、今年の米国レーザー医学会(ASLMS)で発表するフラクショナルCO2レーザーのまぶたの照射への比較演題も、少しご紹介してゆこうと思います。

そして、昨日米国のWEBを観ていて、驚いたのが一つ。

このマドンナリフトの命名者で、僕と同じ米国レーザー医学会の専門医であるNYCのブルース•カッツ医師とともに、マドンナがこの施術の説明のためのWEBに出ているのです。

この施術をマドンナが施行したという噂は聞いていましたが、このような形で本人がメディアに出てくるとは…..。

ここがマドンナの懐の広さなのかわかりませんが、施術について、本人が効果を感じて気に入っていることは、まず間違いないようですね(笑)。

ワークショップに参加希望の先生は、既に30名を超えていると聞いていますが、まだ枠に若干余裕はあるようですよ。


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