オペラシティで開催されたピアニスト藤田真央君のコンサート行ってきました。
東京での真央君のコンサートは、僕の3月のコンサート「音楽は名医」以来、まさに半年ぶり。
世界の藤田真央の生演奏を5列目で聴かせていただき堪能しました。
少し痩せた真央君ですが、スケートでの芸術点というのか、音楽表現の芸術性が格段に際立ち、あまりの演奏の進化にしばし放心状態。
僕も音楽は耳と肌で聴くものだと言ってきましたが、まさに骨の髄まで滲み入る、鳥肌が立ちっぱなしの音色でした。
同じスタインウェイでどうしてここまで違う音が出せるのか?
ゲルギエフを始めとした何人もの世界的指揮者がその才能を認める21歳。
天与の才能というものは、こういう演奏家のためにある言葉ではないかとつくづく思いましたよ。
アンコールのパガニーニの奇想曲第24番のジャズピアノ風のアレンジは斬新でした。