打ち合わせの前に時間が余ったので珍しく喫茶店待機。
外交官岡崎久彦氏が1983年に書いた、まだソ連が崩壊前の日本の取るべき国家戦略論。
いわば戦後体制の戦略的防衛論です。
著者は2014年に亡くなったのですね。
実はこの本は大学受験の時、世界史の勉強ために読んだのです。
今読むとちょっと内容が古いところもありますが、この当時から日本の防衛論の基本方針は進化していないのですね。
改めて読むと深いなあ。
先日観た『シン・ゴジラ』は、僕も近年邦画で最高の映画の一つだと思いましたが、まさに日本の国家防衛論のメタファーですね。