大リーグにまつわる、何とも悲しい事件。心を痛めています。
ギャンブル依存症になる確率は、男性の方が女性よりも10倍高いのをご存知ですか?
確かに身の回り見ても、ギャンブルにはまっている女性はあまりいないですよね。
医学的にはこの答えは明確です。
キーワードは「テストステロン」と「ドーパミン」。
闘争心を高めるテストステロンは、自信と意欲に満ち溢れて、意思決定能力が高く、あたかもジェームズボンドの様な、男性の魅力を集めたようなものである一方、負けた時に我を忘れて怒りの行動してしまうような要素を持ち合わせています。
若かりし頃に、テストステロン値が高すぎるため、喧嘩っ早く、不良と言われた人たちが、後に社会に出たら大成功するなどという事が結構ありますよね。
僕は、男性の40代の厄年は、テストステロンが低下してくるためにおこる、緩徐な男性更年期で、意思決定能力が遅くなったり、落ちることで起こると思っています。
報酬系のホルモンドーパミンは、所有したり、勝ち得た時の喜びを脳に感じさせるホルモンですが、こちらの脳からの放出は女性よりも男性の方が高いと言われています。男の子は褒めて育てる方が良いというのはその理由です。
反対に女の子はNA(ノルアドレナリン)が発生するような、「アタックナンバーワン(古いか?)」の世界観のごとく、叱って頑張らせることも、モチベーションの一つにつながることが多い一方で、とめどないドーパミンの放出には、むしろ不安を感じる場合が多いのです。
女性は安定を求めるんですよね。
もちろん今の時代、男女に完全に分けてしまうわけにはいきませんが、人類が生まれて400万年の間、男は外で狩りをして喜びを見つけ、女は仲間とおしゃべりをして子供を育てることで喜びを感じていた人が多かったわけですから、そうした歴史は引き継いでいるとは思います。
女性の場合はギャンブルにはまっているという人でも、決して身を崩すことはなく、むしろそれを仕事にしている場合が多いとは思うのですよね。
かくいう僕は、実は全くギャンブルには興味がありません。
パチンコするほど時間はありませんし、ゴルフやマージャンで少額かけるのも嫌い。
小さいことで運を使いたくないんですよね。僕の勝負運は研究や仕事で使いたいんですよね。(笑)
写真は、僕も大好きな映画「スティング : The Sting」の一場面です。
明日に向かって撃て以上の、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの最高傑作じゃないかなあ。