昨日、今年最後の講演が無事終わりました。
場所は御殿山。現在東麻布から一時移転中の「東京アメリカンクラブ」です。
移転中のアメリカンクラブには、僕は初めて行ったのですが、とても綺麗な場所でした。
今回お声を掛けてくださったのは、「日本アンチエイジング歯科学会」という学会です。この中の、特に光治療の分野に携わる40人前後の歯科医師の方が、この日は「レーザー部会」という名の下集まっておられました。
僕が講演を依頼された演題は、「光学医療とマーケティング」について。
「マーケティング」
という考え方が、日本の医師や歯科医師の中でも徐々に浸透してきました。
「マーケティング」の定義は様々あり、一般的な概念についてはフィリップ・コトラーなどの著作を読んでいただくとわかりやすいと思うのですが、
商品やサービスが「売れる」ためには、
顧客のニーズをまず知り、
ニーズを満たす商品やサービスをつくり、
顧客がその商品やサービスの存在を知り、特徴を理解し、
手に入る場所に商品とサービスが置かれ、
さらに、それを入手できる適切な価格で提供されている必要があります。
しかし、この10年のインターネットの普及によって、このマーケティングの仕組みが大きく変わって、もしかしたら今までの「マーケティング」的ツールが通用しなくなり、「ポスト・マーケティング」時代に突入しているのではないかと思うときがあります。
特に、「サービス」と「商品」について、それぞれ独自のアプローチが必要になってきたのが特徴だと思います。
ちょっと診療に入ってしまうので、続きは後ほど。