昨日は、日本橋にあるオルクドールという東京東海証券の会員制サロンで開催された講演会で、美と健康に関する講演を行ってきました。
アンチエイジング治療という名に括られて、玉石混合の治療が混在する時代になりました。我々医師も、特に「教科書にない新しい治療」が出た時はすぐに鵜呑みにするのではなく、自らの手段でエビデンスを得た後に、治療を選択しなければならないとは思います。
アンチエイジング治療という大きな市場を、健康と美のカテゴリーに分類。
健康については
1)抗加齢点滴(ドーピング)市場
2)健康増進ウェルネス(サプリメント)市場
美については
3)コスメティックとレーザーの美容皮膚科市場
4)美容外科市場
に分けて、僕の専門であるレーザー&エネルギーデバイス治療を中心に、ボトックスやヒアルロン酸などのフィラー、栄養学的なサプリメントの話、さらに幹細胞治療や、話題のハイフ治療の功罪など、ちょうどアメリカ帰りの最新の知見と、根拠となる論文をもとに説明をさせていただいたつもりです。
終了後も議場での質問も多く、さらに終了後も多くの聴講者の方々が列をなしてご質問いただけました。講演者としては嬉しい限りですね。お写真をいただいたので、供覧しますね。