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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

医療統計学勉強会

昨晩は大阪伊丹空港で若手の医師達と、医学部医療統計の修士院生さんとの医療統計学の勉強会でした。

近代西洋医学が根拠を持ったのは、統計学の発展に他なりません。

特にコンピュータの計算機能が上がったため、前世紀には優位差が出せなかったデータも、使用する統計ソフトによっては生かせるものに変わってきました。

このため、統計学が最強の学問であるとの話もありましたが、少なくとも統計の知識があると、論文を読む力。例えば結果が優位であるかの様な偽装した論文を見抜くことができる様になりますね。

思えば僕も2020年夏にコロナの治療法の英論文を書いた際に、多くの論文を慎重に1000報以上読んだ結果、マスコミ報道に流されず、僕自身はもちろん、クリニックFのスタッフにもワクチン非接種を根拠を持って勧めました。

昨今の報道にもある通り、インパクトのある国際英文論文数も、この20年で日本は下降の一途。

日本のノーベル賞受賞者も減ってゆくでしょうね。

科学技術に関して言えば、日本の教育方法を変えるべき時期に来ているんでしょうし、それより前に優秀な学生を公費でどんどん海外に出して、国際的感覚を持たせるのも必要ですよね。

国会議員さんには、議員になってから国費で国際感覚を学びに行くのではなく、自腹でそうした感性を学んだ後に、立候補をお願いしたいですけどね。

あのお金、日本の未来を背負う若い学生さんに使うべきです。

 


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