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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

テート・モダン

ロンドンで過ごした一日に戻ります。

2000年に、テート・ギャラリーの現代美術コレクションを移してオープンした「テート・モダン」。かつては火力発電所だった建物を利用していることや、ピカソ、ダリ、セザンヌ、マティスなど、素晴らしい作品が揃っていることなどで常に人気のこの美術館に、今回実は初めて行くことが叶いました。

ニューヨークのMoMAに行くときも思いますが、本当に人間の発想力は素晴らしいですね。

これ芸術なの? と思われるものから、 どうやって造り上げるんだろう? と思われるものまで、頭に新しい風が吹き込む感じがします。

中の展示物の写真は撮ることができませんでした。写真撮影を禁止しているのもわかるな、と思いました。

特に、立体的な作品の場合、様々な角度から観るのが意味があるのであって、写真を撮られることで作品の一部だけを切り抜かれたくないという気持ちはよくわかるような気がしましたね。

こちらは近代芸術年表なるもの。

実はこの日、僕には優秀な旅のナヴィゲーターがついていました。日本でいつも込入った翻訳作業が必要な際、手伝ってくれる知人がいるのですが、ちょうど僕と出張の日程が一日だけ重なって、一緒にこの日を過ごすことができたのです。

以前はロンドンに在住していたというこの知人が、

「ロンドンで見ることの出来る一番素晴らしい景色かもしれない。」

というスポットが、このテート・モダンにあると言います。

それは、テート・モダン最上階にあるカフェ。その窓から見える景色。

ミレニアムブリッジとセントポール大聖堂がこんなに美しく見えます。

天気が良かったらもっと感動できただろうと思いますが、でもこれが通常のブリティッシュ・ウェザーでしょうから(笑)これで良かったのかな。

素晴らしかったですよ。

日曜日のテート・モダンは、周囲も人で溢れていました。

 

 


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