おはようございます。
今日は1月27日(月)。クリニックFの診療日です。
先週の土曜日は診療後、都内で開催された柔道整復師さんの新春の集まりにて、講演を依頼していただきました。
今回はEMS電気的筋肉刺激 (Electrical Muscle Stimulation ) の理論について。
医師の会とは観客の方々の興味の対象が違うのですね。
非常に勉強になりました。
最後に撮った集合写真です。
皆さん黒のスーツの中、僕はちょうど中央の席。
ベージュのジャケットを着ていたので、目立ちますね。
さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」は、新年に行ったウィーンについて。
アップしてしまおうと思います。
**********************
ウィーンには博物館が沢山ありますが、その中でも通称MAK 応用美術博物館は興味深い美術館です。
空港からの直通列車で到着できるウィーンミッテ駅の近くにあります。
この博物館は、美術品、工芸品、家具、建築を中心に展示しています。
入口を入ってその先はこの通り。
内部には、このような内装の展示や
小さな民芸品
近代芸術など。
博物館出口に近いこちらの影絵も面白いですよね。
そして、もう一つウィーンでいつも訪れる場所があります。
ウィーン市立歴史美術館。
グスタフ・クリムトの絵が3枚並ぶ美術館で、僕の大好きな「愛」が展示してあるのです。
こちらの絵ですが、小さい絵です。
抱擁する男女二人が描かれているのですが、別れの直前なのでしょうか。
二人の未来に不幸が待っているような印象を、いつ見ても受けます。
絵の上部には、幼少期、青年期、老年期、そして死という人生の経過とその儚さを表現したといわれる5つの顔が描かれています。
こちら、画集で観るとわかりますが、かなり恐ろしい図です。
さらに、絵の中に描かれていると思われるシルバーの二つの縦線。
これ額の一部なのです。ちょっと斜めから撮るとわかりますよね。
横の金色が背景の薔薇は、日本の浮世絵の影響だといわれています。
クリムトの絵は、年を取ればとるほど、その良さがわかるようになってきたように思いますが、この絵はその中でも特に好きな絵の一つですね。
そして、アルヴェルティーナ美術館にあるドイツ美術史上最大の巨匠、デューラーの「野兎」
1502年の作品だそうですが、こちらも好きです。