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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

モナコをバスで観光

モナコは小さな国で、歩いて廻ることもできるのですが、もともと岩山なのでかなりの高低差があります。

ホテルからモナコ大聖堂まで歩いた僕は、坂道に疲れてしまい、その後は通常の運航バスの一日パスを買って残りのモナコの名所を巡ることにしました。

パスはこんな感じです。

バスに乗ると、あれだけ大変だった山道もあっという間。

綺麗な景色を堪能する余裕がありました。

さて、2番路線バスに乗ること30分。

モナコで最も高い場所にあり、景色の良いといわれている「熱帯公園」につきました。

観てください、この絶景。

モナコの写真として紹介される場所はこのビューだったのですね。右手奥に先ほどまでいたモナコ・ヴィレが見えます。岩山のようになっている場所です。

こちらは上のビューの右手にあたる、良く見るモナコ写真には出ていないビューです。

F1のコースに面していない、モナコ・ヴィレを挟んだ裏手に、もうひとつヨットハーバーがあるのです。このビューもとても綺麗だったので、ブログに上げておきますね。

ところで、この熱帯公園は、何千種もの熱帯植物(おもにサボテン)を岩山に沿って配置した公園なのですが、南仏の白い岩とのコントラストが見事。

この場所は、モナコを愛したフランスの女性作家であるシドニー・ガブリエル・コレットをして、

「熱帯公園で過ごす朝はなんと短いのだろう」

と言わせしめたのだそうです。

「性の解放」を叫んだコレットは、官能小説家としての印象が強いのですが、実は彼女の作品「ジジ」のブロードウェイ上演舞台の際、ほとんど無名だったオードリー・ヘップバーンを大抜擢してスターダムに乗せるきっかけを作った人物でもあるのです。人を見極める目が確かだったんでしょう。

ところで、この公園の下には実は大きな鍾乳洞があるとのこと。モナコで洞窟に入るとは思いませんでしたが、一時間に一回、約40分の洞窟ツアーがあり、それにも参加してみました。

このような長い階段を地中深くまで下りてゆくと…。

かなり見事な鍾乳洞が。

観光大国モナコ、恐るべしですね。


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