「音楽は名医」の開催前に楽屋を含め、5時間かけて、ホールの手が触る可能性のある場所、全てを消毒させていただきました。
消毒剤はそもそも量が手に入らなかったために、クリニックで容器を買い、自作しました。
コンサート入場時には消毒薬を持ったスタッフを2名配置し、全ての方々に手指の消毒をお願いしました。
さらにチケットのもぎりはご自身でお願いしました。
入場時ホールの扉は全開。
全ての席の上にパンフレットを置かせていただきました。
これをすべて、マスクとゴム手袋をしたスタッフに行ってもらいました。
これでリスクが収まるとは思いませんが、公共の場所と同じ程度のリスクには低減できたと思います。
今回の場当たり的な日和見政策で、日本は国益をいくら失ったでしょう。
音楽家もスポーツ選手も、旬というものがあります。
その大輪を咲かせるその一瞬のために、必死で生きているんです。
経営者が決定を誤ると、会社が潰れ、一文無しになりますよね。
国のトップの政治家が政策を誤ったとき、どう責任を取っていただけるのかじっくりと見届けたいですね。
政府も興行を全て禁止するのではなく、まずは、最低限これを行ってくださいと、明示すべきだったと思います。