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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

僕の栄養学の著書 ディフェンシブ栄養学

食事は一日三食がやはりいいのでしょうか?

そんな質問がありましたので少し考えてみました。

栄養が病気や老化を予防するのは自明の理ですが、すべての人にとって、完璧な案はなかなか提示できません。

持って生まれた遺伝子や、生活習慣、腸内細菌叢などなどの影響により、人によって必要要素は大きく異なるからです。

ただし、年齢によっては大きく4つにカテゴライズできると思います。

1)18歳(成長期)までは、必要な「栄養素」を満遍なく取ることが必要。

一日三食食べないと、それらの栄養素を得ることができない。

1日30品目が目標です。

2)18歳から35歳(青年期)基本的に抗酸化能力が高く、何をしても大丈夫。

無理をしても翌日には体調が戻せる元気な時期。

運動量以上に食事を摂ることの「高カロリー」に気を付ければよいのではないでしょうか。

3)35歳から65歳(壮年期)体内SOD活性値が低下して、自力で活性酸素が除去できない状況。

反対に食事量によりカロリーは多くとりがちなので、食事を二食または一食に減らし、必要な栄養素をサプリメントなどで補充し、「抗酸化」する事に意味がある世代。

4)65歳以上(老年期)エネルギー代謝効率が落ちるため「低体温」になりがち。

健康のため、さらにガン細胞の増殖などを予防するため、体温を高めに維持する必要があります。

一回の食事を少なめに、ただし体を温める食事を、三食取るべき。

まあそんな感じじゃないでしょうか。

成長期は「栄養素」

青年期は「カロリーコントロール」

壮年期は「抗酸化」

老年期は「低体温対策」

この点に気を付けて食事をするべきだと思いますよ。

年齢別に4種類の栄養学を考えなければなりませんね。

僕の栄養学の著書、ディフェンシブ栄養学ですが、版元の学研で品切れになってしまい、新書が必要な場合はクリニックFにご連絡くださいね。

まだ在庫がありますので。


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