僕の薬学博士の専門であるドラッグデリバリーシステムの学会誌。
今月の特集は“合成高分子による細胞機能制”です。
合成した高分子で細胞挙動を制御する研究は近年とても進んでいて、トピックスは以下の通り。
中でも光応答動的材料などはレーザー医療とも直結して興味深く読ませていただきました。
アンチエイジング医療や美容医療にも応用されてくるでしょう。
up to dateしながら知識を蓄えています。今後が楽しみですね。
1. 温度応答型生分解性インジェクタブルポリマーの細胞治療への展開
2. 生きた細胞内の相転移・相分離現象を介した細胞機能操作へ
3. 生体機能化ポリマーによる免疫細胞機能制御
4.生体親和性リン脂質ポリマーを基盤界面とする細胞操作技術
5. 光応答動的材料の開発と細胞移動研究への応用
6. ナノバイオ界面水制御による細胞接着性/非接着性合成高分子の設計