翌日、朝からヴァチカンに向かいます。
この日のローマは、朝から霧。
サンタンジェロ城も霧の中。
20年以上もローマに住んでいるというホテルの人が、
霧がかかることは本当に珍しいけれど、そんな日はたいてい快晴になるよ
・・・と言っていましたが、確かに30分もしないうちにこんな空に変わりました。
僕はこれまで何度かローマに来ていますが、快晴だったことは一度もないのです。
貴重な体験ですね。
この日はシスティーナ礼拝堂を見ようと、早朝に、まずヴァチカン博物館の入口にやってきたのです。団体入口と個人入口がありますが、個人の客はなかなか入れない仕組みになっています。
僕は、英語のツアーに参加することにしました。
このヴァチカン博物館ですが、ご存知の通り、歴代法王のコレクションがある世界有数の美術館です。
僕は20年前にローマに来た時に見学した覚えがあります。
博物館にはこの地図の間や、
「ラオコーン」
ラファエロの「アテナイの学堂」など、
数多くの美術品がたくさん並んでいます。
システィーナ礼拝堂の天井にフレスコ画そして、ミケランジェロの「最後の審判」の絵についての説明を、部屋に入る前に30分にわたり聞きました。
写真は禁止されていたので、これは複写ですが、絵画史上の大傑作といわれるだけありますよね。
次に来られるのはいつのことだろう。
いつまでも眺めていました。