クリニックFに毎月海外から届く雑誌のうちの一つ、ヨーロッパ皮膚科学会誌(Journal of EADV)。
届いたばかりの今月号のページをめくっていると、Eyelid skin tightening の投稿がありました。
目の周りのフラクショナルCO2レーザー施術は、世界的な流行だなあと思って、投稿者の名前を見ると、なんと知り合いのフィレンツェ大学のボナン教授です。
昨年の7月にフィレンツェに行った際にもディスカッションさせていただきましたが、今まで対処ができなかった目の周りのレーザー施術ができるようになったことは、とても意義があることですよね。
Dr.ボナンは、この論文で、まぶたの拳上と目の周りの細かいしわに関して、過去に行われた施術との比較を表にしていました。
グリコール酸によるケミカルピーリング、トレチノイン酸、ディープピール、ダーマアブレーション、ボツリヌス注射、RF治療などなど。
これらの利点と弱点を述べたのちに、フラクショナルCO2レーザー治療による施術の利点が述べられており、圧倒的な有利な施術が開発されたことに触れています。
僕も全く同感ですね。
クリニックFでも、マドンナリフトを希望される患者さんがとても増えてきています。
最初から目の上にレーザーを照射するのは怖がる方が多く、弱いパラメーターで施術を始めるのですが、二回目にいらしたときは、
「前回の効果が非常によかったので、もっと強く打ってもらえばよかった。」
とおっしゃる方がほとんどです。
目の周りの小じわや、まぶたのたるみに悩んでいらっしゃる方にはお勧めできますよ。