おはようございます。
今日は5月24日クリニックFは休診日です。
今日は暑くなりそうですね。
僕はレーザー工学の大学院の研究室に顔を出し、実験をしてこようと思っています。
さて、今日は眼の周りのレーザー施術の話。
眼の周りと言っても、上瞼のたるみ。下瞼のゆるみやシワやクマ。目尻の笑いジワなどいつの悩みがあるとおもうのですが、レーザー医療の進化により、解決の糸口が見えてきました。
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初対面の人と会って、最も記憶に残る顔のパーツはどこだかご存知ですか?
ある統計によると、初対面の場合、記憶に残るのは目が70%以上を占めていると言います。
僕がカウンセリングをしていても、
「目を大きく見せたい」
「目の周りを引き締めたい(引き上げたい)」
「目の周りの皺をなくしたい」
「目の際にあるシミが気になって仕方がないので、どうにかしたい」
・・・などなど
男女問わず、やはり目の周りのことを気にされて御来院される方は、とても多いのです。
特にクリニックFにお越しくださる方は、美容整形手術やヒアルロン酸などの注入をできるだけ選択したくない、というある意味「ナチュラル志向」(?)の方や、レーザーを最新工学に裏打ちされた皮膚を鍛える機械という認識を持たれている方がほとんどですので、
「レーザーで出来るところまで頑張りたい」
と思われるのでしょうね。
実際、目の周りのレーザー施術をすることで、劇的な効果がありますし、それにより初対面の印象を良くもできますから、良い時代になったものです。
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約10年前までレーザー照射と言えば、シミ(メラニン)やあざ(ヘモグロビン)をとる治療で、色素に反応する波長が開発されていました。
眼球内には、虹彩や網膜など、黒い組織(いわゆる黒目)が沢山あります。
このため、特に眼球の周りの治療は難しいとされていました。
しかしながら、この10年で進化したレーザー医療技術により、目の上、まぶたの上を照射することができる機器が開発されてきたことはご存知だと思います。
このうち、もっとも古くから眼球まわりに対する治療を推奨し始めたのがサーマクールを販売するサーメージ社(現ソルタメディカル社)でした。
2005年ぐらいのことだったでしょうか。
サーマクールは、メラニンに反応する波長のレーザーではなくRF(ラジオ波)を使用しますので、メラニンに対する危険度が低いことがわかっていたのです。
サーマクールのかなり初期段階で、まぶたの上の施術ができる「サーマクール・アイ」チップ(上部スライド緑)を発売したのは見事な戦略だったと思います。
追って、目の周りに対して施術を始めたのは、後に吸収合併することとなるフラクセルの開発会社(リライアント社)でした。
サーマクールが目のたるみを治療するために開発されたのと比較して、フラクセルは目の周りの皮膚を、新しく生まれ変わらせる(リサーフェシングする)ことによって、テクスチャーの改善を狙ったものでした。
特にメラニンの反応性の低い、1927nmのツリウムグラスを利用した「フラクセル3 DUAL」が開発されてからは、目の周りの浅い部位にできた色素斑をとるのにとても適しています。
特に1927nmの波長は、「フラクセル3 DUAL」以外には搭載されておらず、代わりがありませんのでクリニックFでは、とても重要な機器です。
ここ数年で注目を浴びるようになった目の周りの施術は、なんといってもイタリアのレーザーメーカ―(DEKA社)の作り上げたマドンナリフト・アイの施術でしょう。
今年の米国レーザー医学会では、数々のフラクショナルレーザー機器を比較使用して、目の周りの施術の比較演題を発表してきました。
もしも目の周りのたるみや老いを感じたら。
ダウンタイムを望まないならばファーストチョイスは「サーマクール・アイ」を
色素をより効率よく治療したいのであれば、特にフラクセル3の1927nmの波長を利用した「フラクセル・アイ」を
眼瞼拳上の手術を考えるほど、たるみが気になるのであれば「マドンナリフト・アイ」を
選択するのが良いと思います。
フラクセル・アイであれば4日間。マドンナリフト・アイであれば6日間で完全に元通りになりますし、女性であれば化粧は次の日からできますよ。