昨晩はチャイコフスキーのオペラの最高傑作の1つと言われる「スペードの女王」を観てきました。
眠れる森の美女とくるみ割り人形の作曲の間に、わずか6週間のフィレンツェ滞在中に書かれたもの。
チャイコフスキーが50歳、ほぼ僕と同い年の円熟期の作品ですので感慨深いですね。
原作はロシア文学の嚆矢となったアレクサンドル・プーシキンの小説です。
プーシキンは生涯で何度も決闘行い、決闘で命を落とすほど情熱的な人物であったとされていますが、この小説もある女性への強い憧れから物語が始まります。
私生活ではゲイであったチャイコフスキーが、原作のどこに興味を持ったのかはわかりませんが、作品の完成には10歳の離れた弟が手伝ったとメトロポリタンオペラのパンフレットには書かれていましたよ。
メトロポリタンオペラの左右には大きなシャガールの絵が飾られています。
パリのオペラ座の天井画を模しているのだと思いますが、本当に美しい造形だと毎回感動しますよ。
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藤本ミュージックアカデミー主催
「音楽は名医」 第一回 セルゲイ・ラフマニノフ編
脳の活性・ホルモンの分泌に有効なこと、それは音楽をライブで聴くこと
企画・指揮 藤本幸弘(医師・医学博士)
第一幕
スペシャルトークショウ
「クラシック音楽をライブで聴くことにより脳に何が起きるのか」
(医学博士:藤本幸弘 トークゲスト:元宝塚歌劇団宙組トップスター 和央ようか)
第二幕
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番 作品18 ハ短調
指揮:藤本幸弘
ピアノ:国内外で活躍中の男性ピアニスト(当日発表)
東京オーケストラMIRAI(創立5年目の新進気鋭の新しいプロオーケストラ)
https://eplus.jp/sf/detail/2986790001-P0030001P021001