僕は鎌倉市で生まれ育ちましたが、鎌倉には僕のお気に入りのスポットという場所がいくつもあります。
小学校の4年から鎌倉の寺めぐりが趣味だったという、鎌倉のお寺に関してはエキスパート??と自負している僕ですが、中でもとてもお勧めなスポットは、臨済宗建長寺派の禅宗寺院報国寺です。
八幡宮の西には横須賀線も通っており、建長寺や円覚寺、あじさい寺といわれる明月院などがあるので比較的人通りが多いのですが、報国寺は鎌倉の八幡宮に向かって、東の横浜市金沢八景の方角に向かう、朝比奈の切通しの途中にあります。
鎌倉駅から歩いていける距離ですが、30分ぐらいの散歩になりますか。
このお寺の境内の中には、実に風流のある竹林があるのです。
中で日本茶を立てて貰えます。
お茶と茶菓子を食べながら、竹林をぼっと眺めていると、日ごろの疲れが吹っ飛びます。
小さな駐車場がありますので、元気をもらいたい時に横浜横須賀道路を飛ばして行ってくることもあります。
すばらしい景色が待っていますよ。
車で行かなければ、すぐ近くに天台宗の寺で鎌倉幕府が開かれる500年近くも前の平安初期の天平六年(734)に創建された鎌倉最古の寺である杉本寺があります。
雨の日などに行くと、すばらしいです。
ついでに向かいには鎌倉五山の第五位、臨済宗建長寺派の淨妙寺などがあり、この寺では庭園を楽しめます。
もう1つお勧めなのは、鎌倉市長谷にある鎌倉文学館です。
鎌倉にゆかりの文学者は川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子ら300人以上もいるのです。
鎌倉文学館は、加賀百万石の藩主で知られた、旧前田侯爵家の鎌倉別邸でした。三島由紀夫氏が作品「春の雪」の中の別荘のモデルとして描いていることでも知られています。
文学館の庭園の一角には600㎡近いバラ園があります。
毎年、5月の中旬から6月にかけてと10月の中旬から11月中旬には見事な花を付け、見事な花には感動します。今度訪れたら写真をアップしますね。
もう1つカレー好きにはお勧めなのは、小町通りにあるキャラウェイというカレー屋さんです。
八幡宮の若宮大路にラルフローレンの店がありますが、その角を小町通沿いに曲がるのです。
休日には11時ごろから行列が出来てしまうのですが、ここのチーズカレーは鎌倉にありがなら、関東カレーの名店20店にも選ばれた名店の絶品です。
実はこの店は、僕の高校生(県立鎌倉高等学校)のときの同級生の実家なのです。
高校生のときにこのお店の二階で徹夜マージャンやって、夜中に厨房に忍び込んで、一緒にカレーを食ったことを思い出します。
今頃どうしているかな??青春時代の思い出ですね。