2021年に官僚が書いた本。
データ解析は流石です。
情報を俯瞰するには良いですよね。
こうした情報を得たのち、新たなビジネススキームを考えれば良いのだと思います。
現在農業は6次産業化が進んでいます。
6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した、新たな付加価値を生み出す取り組み。
宿泊施設込みで土地のチーズやワインなどの食材を組み合わせた商業施設が増える事でしょう。
今後10年で現在農業が主役の高齢層が離脱しますので、新たなプレーヤーが必ず必要になります。
その枠にどの様に参入するかなんですよね。
この本にはLEDなどの光学系を利用した植物工場は、補助金などの支援無しにうまく経営しているところはまだ少ないと書いていましたが、ここはまだまだチャンスがあるでしょう。
GPSを利用した自動耕作機器などの開発も進んできましたし、安全で健康的な食材はどの時代にも求められると思いますので、医療の専門家からの関わりも考えたいですね。
さらには僕の一つの夢にキノコ工場があります。
しめじや椎茸はもちろんですが、トリュフや松茸などの高級食材のより効率的な成育も、現在の科学知識があれば可能だと思うのですね。
こう考えると農業は夢がいっぱいだなあ。
バイオ系研究を一歩進めて、農学博士号取るかなあ。
大学院に行けば同じ志を持った仲間も増えますしね。笑