9年前 ウィーンの美術史博物館に行ってきました。
フェルメールの絵を観に行ったのですが、印象に残ったのはバベルの塔。
ピーテル・ブリューゲルの絵。バベルの塔の物語は旧約聖書の「創世記」に書かれていますが、この絵を見ると、内部の螺旋と外部の螺旋がそもそも食い違っていて平衡感覚がありません。
自己崩壊すべくして建てられた塔なのです。
ドバイで観たタワーの印象が重なってしまいます。
以前より、世界に40枚弱しか残っていないフェルメールの絵を、現在所蔵されている現地の美術館で観るという作業をしています。
この時は、フランクフルトとウィーンで一枚づつ観れました。
https://takahirofujimoto.com/blog/blog/diary/culture/post_2152/