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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

大河ドラマ「どうする家康」

「どうする家康」観てますか?

山岡荘八の徳川家康文庫版全26巻の熱心な読者だった僕としては、まあ色々言いたいこともあるのですが、「竜馬がゆく」の主人公が実際の坂本龍馬と違う様に、 400年前の史実なんて正確な事は誰にも分かりませんよね。

色々な説があって良いのだと思います。

僕が記憶に残っている中で、すごくインパクトのあった説は、徳川家康は途中でおそらく伊賀からきた別人物に入れ替わったというものです。

人生60年だった当時としては75歳と異常に長生きしたことや、徳川家康の最初の正室の築山殿(つきやまどの/瀬名)やその長子であった信康を情も無く暗殺した事、服部半蔵の様な伊賀ものとの深い関わり、生まれ故郷であるはずの岡崎に帰ることも無く、改築することも無く、とてもとても愛着を感じているように見えなかったなどを理由にしたもの。

実際に岡崎ではこの別人説は実しやかに伝えられているそうですよ。

思えば大学までは本ばかり読んでいました。

医学書はもちろん哲学者も小説もビジネス書も読む濫読派。今でも活字中毒なところがありますね。

そんな中、なかなか捨てきれずに今まで持ってきた歴史もの三作品。

山岡荘八の「徳川家康」、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」、吉川英治の「三国志」ぐらいは、せっかく日本に生まれ育ったのなら、学生時代に読んで欲しいとは思いますよね。


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