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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

今日の僕 20091121

ふらっと本屋に寄って買ってしまいました。

この雑誌「一個人」12月号

西洋名画を読み解くという表題でした。

値段を考えると、内容は本当に充実していましたよ。

レオナルド・ダ・ヴィビンチの絵の解説もとてもよかったですが、

僕が気に入ったのは

「キリストの生涯を知れば西洋絵画は100倍面白い」

という特集記事。

この記事を書いた記者さんの優れた着眼点は、西洋絵画をみるのに必要な知識として、旧約聖書と新約聖書の絵になりやすい場面をピックアップして、表にまとめたところ。

旧約聖書では、天地創造、アダムとイブの物語、楽園からの追放、カインとアベル、バベルの塔、イサクの犠牲、モーゼの十戒など。

新約聖書では、キリストの受胎告知、東方三博士の礼拝、最後の晩餐、そして磔の場面。さらに死せるキリストや復活したキリスト、最後の審判などの絵になりやすい場面が並んで、様々な画家の代表作品が紹介されているのです。

今年7月からほぼ毎月ヨーロッパ開催のレーザー学会に参加しています。ロシア、フランス、モナコ、イギリス、ドイツ、チェコ、イタリア、そしてヴァチカン・・・と、その土地の多くの美術館を回りましたので、実際に見た絵も多かったのですが、僕も知らなかった事が沢山載っていて大変勉強になりました。

保存版特集と書かれていますが、楽天ブックスでは既に品切れでした。一冊あると、美術館巡りが楽しくなると思いますよ。

お奨めします!

 


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