クリニックFは、JR、東京メトロ共に四ツ谷駅の麹町口から徒歩1分です。
春分の日の三月の三連休に、博多で招待講演をさせていただくので、その資料を整理しようと少し早めに出勤したのですが、なんとクリニックのセコムの解除キーを忘れてきたことが判明(苦笑)。
しかもこんな日に限っていつも早く来るスタッフが、午後出勤で頼りにすることができません。
仕方がないので四ツ谷駅方向に50m戻って、僕のお気に入りスポットに行ってきました。
正面は四ツ谷駅。新宿から皇居に向かう麹町大通りです。
右手奥に新宿の高層ビルが。
そして左手手前には赤坂迎賓館と上智大学があります。
なぜここがお気に入りかというと、晴れた日には富士山がよく見えるのです。
今日も綺麗に見えました。
手前にあるビルは信濃町の慶応病院です。慶応のペンのマークが見えますよね。
ここからは神宮外苑の花火もよく見えるのですよ。
いつかこのブログでもふれようと思っていたのですが、クリニックFの入口から始まり、大妻通りまで抜ける細い通りは、明治、大正、昭和にかけて実に多くの作家や文学者が住んでいた地域で、「番町文人通り」といわれています。
こちらにゆかりのある文人には、錚々たる面々が並びます。
島崎藤村、泉鏡花、有島武郎、有島生馬、菊池寛、与謝野晶子・寛夫妻、武田鱗太郎、藤田嗣治、直木三十五・・・。
考えてみれば、山手線のちょうど中央に位置する四ツ谷駅は、東京駅からも中央線快速がとまりますし、新宿からも5分。
クリニックFにはそれこそ毎日、新幹線や、飛行機で全国から、そして海外からも患者さんがいらっしゃいます。
利便がよく、文化度も高いことが大切だと、この場所を選んだことを、ふと思い出しましたよ。