小学生の時に学研の「科学」と「学習」という雑誌をとっていました。
雑誌の後ろにある広告で、最も欲しかったものがこれ。
電子ブロックEX-150です。ご存知ですか?
子供のおもちゃにしては高額だったので、数年に渡って親を説得して、二人の弟と共同のクリスマスプレゼントということでようやく買ってもらった記憶があります。
理科が大好きだった小学生の僕にとっては、宝物の一つでした。
このような電子部品の入ったブロックを説明図の通り組み合わせると、電子回路になって、ラジオやメトロノーム、金属探知機などになるのです。
この機器は、150の電子回路のブロック図が付属しています。
ここ数年この玩具の復刻版がでていたのは知っていたのですが、夜中にお酒を飲みながらネットをやっているときに、限定品ということに惹かれて、ついついポチッと注文ボタンを押してしまいました。
届いてみると、これは大人でも結構楽しめるのです。
小学生の当時は全く分からなかった回路図の意味も今では分かりますし、ブロックをくみ上げて、チェックをしてスイッチを入れラジオの音が鳴った時とか、童心に戻ってドキドキしますね。
僕が子供のころには150回路のものしかなかったのですが、現在は三原色のLEDを含めた拡張キットの光実験60回路が新たに加わっています。
この光拡張キットで、感動したのがこれ。
こんな円盤を取り付けて、モーターで回転させると、色が浮かび上がってくるのです。
見てください。赤橙黄緑青藍紫の虹の7色が
赤、青、黄の色の三原色の組み合わせで見事に出来上がるのがわかります。
写真だとうまく映らなかったのですが、同じように、赤、青、緑の発光ダイオード(LED)の光の三原色を使って発光時間を変え、好きな色を光で作る実験も出来ます。
ブロックと電子部品を組み合わせるという発想。
今考えても世界に誇れるすごい教材です。
誰でも遊べるブロックと、電子部品を結びつける玩具を思いついた人は、本当に天才ですね(笑)。