診療後、東京メトロに乗って、横浜市都筑区港北ニュータウンに向かいました。
日頃より尊敬している松井クリニック院長 松井潔先生にお声掛け頂き、クリニックの見学と会食の機会を頂いたのです。
診療科目をざっと見ていただいてもわかるように、様々な患者さんが毎日列を成して御来院される、昔ならではの地域に根差した医療を提供しながら、そこに最先端を往く美容医療のエッセンスも存分に織り交ぜたクリニック。
毎日松井先生のブログを拝読していると、3桁に上る患者さんを日々愛情を込めて丁寧に診られながら、傍らで勉強も怠らず、その上御自身の最早ご趣味でもある(?)トレーニングや遊びも目いっぱい(??)楽しまれておられる、スーパー院長、スーパードクターであることがわかります。
お人柄もとてもフランクで、お会いすると若輩者の僕にいつも温かく接してくださり、場が盛り上がるよう隅々まで気を配ってくださる先生なので、そんなところも含め本当にすごいなと毎回思いつつ、会場に松井先生の姿が見えると僕自身がいつもほっとしてしまうんですよね。きっと松井クリニックに通われている患者さんも同じように感じておられるのでしょう。今でも患者さんが増え続けているのはよくわかります。
実は先月イタリア・Veronaに滞在中、松井先生が好きだと常々お話しされていたSTONE ISLANDのお店を発見していました。
これまで入ったことのないお店だったのですが、覗いてみると中にはかなり僕好みの服が並んでいました。
セール中ということもあり数着購入し、その後そんな話も含めてFBに投稿したところ、思いがけず松井先生よりメッセージを頂いたのです。嬉しかったですね。そして今回の機会が実現しました。
クリニックを出発して一時間後、松井クリニックに到着です。
まず、こちらで拝見するのを楽しみにしていたのが、院内に7つあると聞いていた特注の水槽。熱帯魚が悠々と泳ぎ、アクアリウムのようになっていると伺っていました。
子供の時から僕はアクアリウムが大好きで、地元の江の島含め海外出張の際にも時間があれば水族館はチェックしますし、国内でも新しい水槽が入ると観に行きたい! とつい思ってしまうほうなのです。高校生や大学生の時には自宅でも熱帯魚を飼っていました。水草などの配置を定期的に変えて、束の間の箱庭を楽しんでいました。
しかし、クリニックに水槽を導入するというアイディアはなかったです。実際思いついても僕のような診療スタイルだと手入れ含め少々難しいことでしょう。
それが、松井先生のクリニックには7つもあるというのですから、本当に楽しみにしていました。
水槽はすべて特注で、クリニックの隙間スペースをうまく埋めるよう配置されていました。
アクアリウムの雑誌でもよく取り上げられるようで、小さなお子さんからお年寄りまで水槽をみて楽しみ、癒されて行かれるのだそうです。
水槽があると加湿器代わりにもなるし、特に冬場は院内の感冒予防対策にもなるとのこと。病院における実用とエンタテイメントを兼ねていることになります。
そしてもうひとつ院内で驚いたことが。
松井先生はストイックに体を鍛えていらっしゃることで有名なのですが、こちらの腹筋ローラーとEMSパッドを見てください。
FB上では医師のための腹筋ローラー部というのを作っていて、皆で切磋琢磨しているのですが、こんなものも待合室に置かれていました(笑)。
国内外多くのクリニックを見学させていただいていますが、地域で成功しているクリニックの条件は何か? と聞かれれば、高レベルの診療技術を前提に国内でも海外でも言えることとして
1)医師のキャラクターが際立っていたり、患者さんにとって医師の診療ポリシーや人柄がわかりやすく、患者さんから医師へのアクセスの仕方が明瞭であること
2)オリジナリティの高い、または個性ある経営戦略で、競合が真似をしたりできないこと
に集約されると思います。
松井先生と松井先生のクリニックは、まさにそうしたクリニックであるのだなあ、と改めて勉強させて頂きました。
見学後、松井先生行きつけのお寿司屋さんに連れて行っていただきました。
STONE ISLANDが繋いでくれた今回の機会ということで、この日僕は上下もアウターもSTONE ISLANDで気合を入れ(笑)お伺いしたのですが
松井先生のこの日のアウトフィットは、単なるSTONE ISLANDではなく、 STONE ISLAND SHADOW PROJECTというものでした。
そんなのもあるんですね。ファッションも教えていただきました。
僕も欲しくなってしまいました(笑)
お互い男三人兄弟の長男だという共通点もあり、オフレコトーク(?)も満載の、松井先生のお言葉を借りるならまさに「キレッキレ」のひと時。久しぶりに本当に楽しかったです。
松井先生、改めまして本当にありがとうございました。また近々お目にかかるのを楽しみにしています。