本当に大きな岐路にいると思う。
多くのメディアが、円安は日米の金利差が開いたからと説明しているけれど、円はドルに対してばかりか、世界の主要通貨のほとんどに対して値を下げている。
ましてや、戦渦のルーブルに対しても下げている主要通貨は日本円だけ。
バブル崩壊以降、安さばかりが美徳とされ、給与も安くなり、クオリティの高いものも作られなり、日本の経済規模がシュリンクしているのを放置した30年の平成時代。
円安であれば国内の製品が海外で安く売れるじゃないか!のというのは、全ての製品を日本で作っていた場合。
多くの企業で平成期間の企業努力により、下請けは海外に移転しているので円安のメリットはほとんどなく、
むしろ、エネルギー、原料、材料費用は高額になり、ネガティブなことばかり。
ウクライナ戦争以降、たった2ヶ月で、日本の価値が15%も下落したんです。異常事態ですよ。
コロナ補助金、ガソリン補助金、補助金ばかり出していても、損失補填か 貯蓄、投資に回るだけ。
もう過去の様には経済復興はしません。過去の事例ばかりを検証する秀才型の官僚には答えは出せないかもしれませんね。