今日もクリニックFの外来です。
来年2024年は、辰年ですね。数年前に年賀状を出さない事に決めましたが、ふと思って龍と辰と竜の違いを調べてみました。
辰は干支を示す文字ですが、龍と竜の違いは、龍が旧字体。竜が新字体であるという事なのだそうです。
まず思い出すのは、「坂本龍馬」を題材にした有名な時代小説「竜馬がゆく」で、「竜」の方が採用されている理由。
著者の司馬遼太郎氏が「自分が描く坂本竜馬と実在の坂本龍馬を区別するため」だと話されていたのは有名ですよね。
竜馬がゆくは本当に面白く、若い頃夢中で読みましたが、フィクションも多かったんでしょうね。
想像上の動物である龍。
西洋と東洋では竜の意味合いが少し違っていて、西洋のドラゴンは蛇から進化した邪悪なもの。
東洋の龍は麒麟・鳳凰・霊亀と並んで四霊獣の一つで縁起の良いものに数えられます。
日本の主要な神社には、龍神系、稲荷系、弁天系、天狗系があると聞いたことがあります。
僕も鎌倉で生まれ、湘南で育ったのですが、地元で龍で有名なのは、江島神社の弁財天の夫となる龍神が祀られている「龍口明神社(りゅうこうみょうじんじゃ)」です。
創建538年で、実はこの地域で最も古い神社です。
元々は龍口寺の横に社殿があったそうなのですが、昭和の時代になって腰越に移転しました。
それともう一つ神奈川で有名なのは、箱根神社と九頭龍神社ですね。
芦ノ湖の辺りの同じ敷地にあります。
写真は箱根神社の大きな天井画に描かれていた龍です。
絵柄を年賀状に使わせて頂こうと思ったんですが、数年前に辞めちゃったんですよね。
さて、今日も外来頑張ります!