香港出張記に戻ります。
この日の午後、以前より一度訪れたかったマカオ(澳門)にフェリーで行くことにしました。
マカオと言えばカジノも有名ですが、僕の興味は建築にありました。
新国際学会周遊記でチェコなどの建築ブログを読んで頂いている方は良くご存知だと思いますが、僕はさまざまな建築を見るのがとても好きなのです。
元ポルトガル領であったマカオには、世界遺産となっている建築物が実は30もあると聞いています。
澳門行の九龍側のフェリー乗り場。現代的なデザインの乗り場です。
チケットを入手し、パスポートも用意して。
いざ乗り込みます。
フェリーの旅は、約一時間。
ですが、決して優雅なものではなく(笑)、この日は波が高くて水しぶきが上がり、窓は雨が降っているようになり、船の中からは写真が撮れませんでした。
僕は自家用操縦士免許に加えて一級船舶免許も持っているのですが、あまりの揺れに乗り物好きな僕としては珍しく、ちょっと酔いそうになりました。
ともかくも、澳門に上陸です。
最初に驚いたのは、澳門のカジノの宣伝の幟です。
高級ホテルのカジノへの、ものすごい勢いでの勧誘をなんとか振り切りながらタクシー乗り場を探します。
澳門の海沿いの街並みです。
長い橋が印象的ですね。