おはようございます。
今日9月18日(水)はクリニックFの診療日です。
本日夕方より、大先輩が来院することになり、久しぶりに院長室の大掃除をしました。
書籍や資料は山積み、機器がひしめきあって足の踏み場もないような状態だったのですが、なんとかここまで綺麗に?なりました(笑)。
ちなみにこちら、先日受理された英文論文の参考文献です。
今は、PDFでたいていの資料を読みますが、一つ論文を書くとこのぐらいの資料が手元に残ります。
自分の論文が出版されたら、すべて捨てられるので楽しみです。
さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」ですが、そろそろドイツ~イタリア~ルクセンブルグの出張記を挙げてしまおうと思います。
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今回使用した航空会社はJALでした。
フランクフルトまでの飛行時間は12時間余り。
フランクフルトではターミナルを電車で移動します。
こちらの地下からフランクフルト市内への鉄道が出ているのですが、フランクフルトの街は何度も泊まっていますので今回は空港から反対方向のマインツに宿をとることにしました。
こちらはマインツ駅前。
小さな街です。
駅近くに宿を取り、早めに就寝。
翌朝目が覚めてみると日が昇るところでした。
少し街を歩いてみます。
約1kmほど歩くと、ライン川のほとりに出ます。
途中、「ラインゴールド」というレストランを見つけました。
「ラインの黄金」は、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」の序章の名前ですよね。
このオペラ4部作、16時間にわたる物語はライン川の河底で始まります。
3人のラインの乙女たちに言い寄ろうとするニーベルング族のアルベリヒ。乙女たちに愚弄されてしまいます。
アルベリヒは河の底に眠る黄金を見つけるのですが、ラインの乙女たちから
「愛を断念する者だけが黄金を手にし、無限の権力を得て世界を支配する指環を造ることができる」
と聞かされるのです。
アルベリヒは愛を捨てて呪い、黄金を奪うのです。
この呪われた世界を支配できる指輪の争奪戦が世代を超えて、次作「ヴァルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏」と複雑に続いてゆくのです。
ライン川のほとりには、クルーズシップが。
こちらマインツは、マイン川とライン川の合流点で河川交易の要所でした。
いつかライン河クルーズに参加したいのですよね。