この日は早朝にホテルを出て、カルフォルニア州エティワンダにあるホヤコンバイオ社を訪ねることにしました。
ベイブリッジを渡り南へ進路をとります。
車で高速道路を約一時間。
到着したのは、ご覧のようにのどかな田園地帯。
この一角にホヤコンバイオ社があるのです。
辺り一面緑豊かなこの場所で、最新技術を駆使した肝斑に効果のあるレーザートーニング=メドライトC6がつくられているのだと思うと、ちょっと不思議なかんじがしました。
まずは、ユニフォームを貸して頂き、技術のトップJohn Neuと、工場見学ツアーへ。
Johnは、C6の組立工程を教えてくれました。
これはクールラントつまり冷却の装置。
ロングランのC6は小さな鏡体の中に見事なぐらい、多くの精密機器が入り込んでいます。
こちらは蓋を閉める直前の機械です。
レーザー発振装置がよく見えますね。
そして、これはレーザー光線の心臓に当たるクリスタルです。
QスイッチNd:ヤグレーザーは、532nmと1064nmの二つの波長を持っていますが、基本的には一つの波長を出すためには、こういったクリスタルが必要です。
左右で結晶の色が違うのを写真でわかりますか?
職人が丁寧に仕事をしている感じで、とても好感がもてました。
工場見学から出た後に、会議が終わって出迎えてくれたのは、HOYA ConBioのCEOを務めるTimothy Gehlmannです。
C6が日本で使われている現状や、肝斑への効能などの話をしましたが、日本の市場に興味津々といったかんじでしたよ。
この本社の駐車場のすぐ隣はこんな河原になっていました。
こういった自然の豊かなところだと、新しい発想も生まれるのでしょうね。
ちょっとうらやましくも思えました。
山並みが綺麗な、空気の澄んだところでした。